King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

クリッパーズがここまでやるとは

2006年05月18日 23時32分22秒 | バスケ
やはりサム・キャセールの力でしょうね。
カンファレンスセミファイナル第5戦を見ました。
いきなり第2Qからの始まりなので、これはオーバータイム
に行ったなと思いました。

サンズのホームコートで行われたのに、レイカーズファンの
ジャックニコルソンがいたり、有名人が多数コートに来ていたようです。
2対2のタイで迎えたこのゲームは、そりゃあ重要な試合です。
それなので、当然チームも張り切り好ゲーム必至です。
第2Qのできを見るとこれは完全にサンズのペースで決まったなと
思わせる動きでした。それが、後半に入り、サムキャセールが
流を取り戻します。これはさすがでした。

もともと、スローゲームでインサイドで得点していくという
ダンリービーの考えは、至極当然で高さのないサンズには
有効なはずでした。それが、早い攻めで簡単に得点して
しまうサンズになす術がないかのような状態になり、ケイマンを
あきらめラドマノビッチを入れます。インサイドで決めきれず、
サイドオプションの選択でどうにかゲームの形を作ったという
この意味は、おもしろいダブルオーバータイムという形より
大事だと思います。

何はともあれ、エルトンブラントが大黒柱であり、エースである
わけで、そこで得点がとれないとなれば勝負ありのはずです。
ゲームを作るキャセールがいて彼の得点も重要ですが、相手に
高さがないのにインサイドで圧倒的な優位に立てないというのは
サンズのディフェンスにやられたということです。サンズは、懸念としては
ナッシュの使いすぎでしょう。ベルが控えのガードからフォワードで
起用されるようになり、控えで休ませる機会が減っています。
ターンノーバーやシュートミスといった痛いミスが多くみられ、これ
は大きな反省材料ではないでしょうか。ティムトーマスや
ディアウの使い方も偏っていたような、エディハウスも使っても
よかったのではとか選手起用にはちょっと不満です。

他の試合では、スパーズが1勝3敗とこれはまさかの成績です。
ピストンズとキャバリアーズの2勝2敗もおいおいそこまでやるんだ
という驚きです。鉄壁の守りもレブロンジェイムスにより破られた
というのは予想外でした。でもまだ解りませんけどね。ヒートは
ひところヨロヨロの感じでしたが、ウェイドの活躍で3勝1敗と
リードしたようです。

サンズのスピードあるバスケは面白いですね。
ひところはただ走って行って3を打つだけの能のないバスケに
見えたのですが、最近の試合はなかなか見せ所が満載です。
コメント
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