King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

宇宙の曼荼羅

2006年05月11日 01時42分35秒 | ジョギング
行きつけの喫茶店で今宇宙の曼荼羅展というのを
やっているらしいのです。
前は額縁の展覧会とか、にじんだような絵に布を貼り付けた
とても人に見せて自慢できるようなものでもないものが、
店内展覧会として行われていました。

そんな芸術家さんから展覧会のお誘いやお手紙が来ます。
詩人になれない詩人さんもこの喫茶店にやってきます。
漫画にもなったそうで、その漫画を読んだ人もわざわざ来るとか。
まあ今時、喫茶店なんてはやらないのに。
それでもカフェじゃなくて喫茶店にしかない空間もあるのです。
人が自分だけしか認めないような芸術世界を主張できるのも
ここだからできるようなもので、そんな空間もなくなればそれは
困るものです。

しかし、芸術作品として紙に書いたり、絵にしたりしなければ
伝えられないものばかりが芸術ではないのです。『いちご白書』
のところで書き損じましたが、この映画と最後に流れる
サークルゲームという曲はそれは何回も聞いた曲です。
流れ星を見て涙を流したというか詩が当時は良くわかりません
でした。時が巡るという事はどんなことか、人生が所詮ゲームの
様に過ぎていくという感じはやはり青臭いときには解らないのでしょう。

時が円をなぞる。時が決まったレールの上を流れるって言っても
まだ人類の歴史なんて、地球の歴史からしたらほんの一瞬に
過ぎないのです。

イマジンのことでもちょっと書き落しがありました。
ベッドインの映像で漫画家と口論のような会談をします。
ヨーコがあなたと私もつながっています。みんな人はつながっています。
と漫画家に言うと漫画家は、おめえとなんかつながりたくねえよというのです。
その前に、ジョンとヨーコのヌードのLPジャケットを持ってきてさんざ
きたねえものをさらしやがってとこき下ろした後です。
あんたは失礼だと誹謗を始めるのですが、完全に漫画家の負けでした。
愛は強いかも。
信じたもの勝ち。

火曜日にスキーに行き、紫外線をたっぷり浴びて初夏を
満喫したのに、水曜日はしとしとと雨の降る肌寒いような
日になりました。スキーの後で腰や足が痛いのに、この日は
いつもの公園を走りました。20K走るつもりが、結局13Kどまりです。
首を曲げて苦しいのを我慢して走っていると実は、まっすぐ
前を向いて走った方が体が楽な事をまた再確認しました。
これは前にも感じたことなのに、走っているとつい苦しくてうつむいたり
首を曲げたりしています。

この季節になるとちまきを公園の売店で売っています。
それを思い出して行って見ますが、ありませんでした。
ついでに旅立ちの丘も初めて昇ってみました。これは
かなり高所恐怖症の人には目が回るかも。そんな高さは
ないけど、丸で綱渡りをしているか、つり橋を歩いているような
不安な感じにさせる構造をしています。そして、昇ってみて
初めて土鈴は、サイクリングセンターで売っている事を知ります。
ホームページでは地場産で売っているとなっていましたが、
そりゃそうですね。そんなはなれたところで誰が買う。

しかし、結び付けられた土鈴がほとんど割れていて
せっかく思いを込めて結び付けたのに残念に思います。
心無い人が割ったのかただ風が吹いて鈴同士がぶつかり
割れたのか解りませんが、よくある各地のこういう施設の
安易なパクリが生んだ悲劇です。どうせなら100年くらい
残るものにしろといいたいです。
コメント
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