King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

風のラプソディ

2006年05月05日 03時40分39秒 | 日々のこと
ラプソディということで、ラプソディ。
スーツケースひとつでー
ぼくのうちにおいでよー
バーンドマーン
歌ってよ
ふたりのためのラプソディ。

こんな五月晴れの日に野音で忌野清志郎が
聞けるなんて最高だぜ。ベイベェ
イェー。
イェーってイェー。

MUSIC DAY自体は何回か聞いています。
しかし、あまりに多くのアーチストがステージを
入れ替わるとその度に楽器のセットとかマイクの調整とかが
あり、これがすごい時間がかかり間の抜けた感じになります。
だから、最近のミュージックディは足が向かなかったのです。
しかし、しかし、今回は一青窈 とか押尾コータローもでる
というので、すぐにチケットを抑えました。

最初に一青窈 がいきなり出て、7曲歌いましたが、知っているのは
ハナミズキともらい泣きだけでした。ギターを弾いている女性が
プリプリに居たギタリストに似ていました。次に押尾コータローが出て
とにかくその超絶技を生で聞き、スゲエーと口があんぐりでした。
テレビ等でその技や演奏は聴いてはいましたが、実物はまた違い
本当に今この音をあのギター一本で出しているのか、もともと作って
おいたテープかなんかかぶせているんじゃないかと感じ、これはもっと
小さい会場で生音で聞きたいなあと思いました。つまり、アンプじゃ
なくてね。

今回、席はBの6列で比較的前のほうです。この位じゃないと
アーチストの表情とかステージの様子はわかりません。
次にナチュラルハイという気持ちの悪い人が出てきて、たった
3曲で引っ込みました。次は河口恭吾で、ぜんぜん知らない歌
を歌いちっとも盛り上がらず、歌下手だなあと思いました。
次にPE'Zというあんちゃんたちが出て、これもなんだかよくわから
なかったけど一部熱狂的なファンがいて、見るとステージの衣装と
同じのを来ている人までいて、宗教のようでした。

とまあ、長い長い苦闘の時間があり、やっと我らが清志郎の
登場になるのです。3時からやって、出てきたときにはあたりは真っ暗
これで3曲で終わりですだったら怒るぜ。もちろんそんなこともなく、
清志郎の前は客席もスカスカだったのが、いつの間にか皆席について
人が多くなっています。今まで公園にでも行っていたのでしょうか。
私も途中おなかがすいて公園の出店に焼きそばでも買いに行きたくて
しょうがありませんでした。周りには実際そんな買い物をして、焼きそば
のにおいをさせている奴もいるのです。

そう、皆ビールを飲んだり焼そばを食ったりとまったりとしたコンサートです。
いつもの清志郎のコンサートだとBとかCのブロックの通路ごとに係員がいて
チケットチェックをしています。しかし、この日はたち見の人もいたのに出入り
自由みたいで、途中で帰る人もいました。だから、清志郎の前に帰る人が
続出で段々人がいなくなり寂しくなっていくなあと思いました。それぞれの
ファンの方がお目当てのアーチストを聞くと帰ってしまうんだと思っていました。
ところが、ところがいやいややはり皆清志郎が目当てだったんだ。

もう始まる前から、画面に今日からできるエコのアナウンスの後に忌野
清志郎の文字が出ただけで皆総立ちです。まだバンドの奴らも席に
ついてないいつもの呼び出しのおじさんもマイクパフォーマンスをしていない
のに、みんなイェーなんていっちゃっている。
そして、JUMP、トランジスタラジオ、ラプソディ、明日なき世界、
ディドリームビリーバ、ベイビー何もかも、気持ちE、ロックミベイベー、
上を向いて歩こう、雨上がりの夜空に、アンコールでPE'Zとなんか
のカバー、最後フィナーレで全員で、スローバラード。
最後のフィナーレが河口恭吾、一青窈 、ナチュラルハイ、と歌って
行くんだけど河口歌下手で、一青窈 は声低いし、全然盛り上がら
ないの。

だからなんだよ最後もう一曲やれよと思いつつでもみんな一斉に
帰りだし、いつもの野音だといつまでもアンコールと騒ぐやつもいなくて
ちょっといいのかこれでという感じはしたね。というのも、フィナーレで
全員が揃って歌ってそれでも拍手が鳴り止まず、やるのがアンコール
だもんね。主催者がこれで全て終わりましたのアナウンスをした後に
いやそのアナウンスをかき消すくらいに客席がうるさくて帰らないから
仕方なく出てきてやるのがアンコールでさ、最近はもう最初から
アンコールを用意しているなんてのはアンコールじゃないだ。
まあ、怒涛の10曲で聞き応えはあったけどね。スロバラがひどすぎた
のはたしか。
コメント
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