King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夜走る人々

2012年11月21日 11時27分57秒 | ジョギング
季節のブレンドは『錦秋』ですが、今後の予定を
書いて置きますと、お祭り用にブレンドの販売は
この『錦秋』と『林檎』を用意します。

実際秩父の気候は木枯らしが毎日吹き、すっかり
冬気分なんですが、まだ紅葉のライトアップとか
川に落ち葉が流れゆくさまとか紅葉を楽しむ人たちが
毎日訪れていて、市内の紅葉を楽しんでいます。

もう冬と言っていい寒さですが、晩秋の風情と
年末に向かうあわただしさとふと立ち止まり
まだ残る紅葉をみて、全ての流れの中で押し流されて
しまうのでなく、色々と考えてみるのもいい
ことかもしれません。

秩父の最近のニュースは鹿肉、シイタケ、汚泥に
続々と検出されたという放射性物質のことや犬が
いなくなったという熊出没情報などです。

そんな物騒で寒くなった夜のランニングは日々、つらさを
増してきています。

しかし、それをやらないとこの寒さの中温かく寝る
ことも夜一度も起きずに過ごすこともままならないのです。

つらいと言ってもそれは走りだすまでの勇気を振り絞る
行為であり、走っている最中はまだ、寒いとかつらいとか
感じません。

真冬の最中は顔とか手が冷たくて本当に痛く感じるのですが、
今はまだ走れば汗が出て滴ります。

最近は、犬の散歩の人など出歩いている人はなく、ランナーと
ウォーカーがいるだけです。

間もなく誰にも出会わない日もまたやってくるでしょう。

そんな時には、スナックの看板にさえ励まされるような気分に
なります。

当然、道々のお店やイルミネーションなどよく観察するようになり
スナックなのに金曜日だけ開店している店や各店舗のお客の入り
など把握するようになります。

人がいなくなったとはいえ、以前より運転代行の車には必ず
どこかですれ違い、これは景気がいい人も増えたのかと思う
現象です。

また、普段の夜の道の人でない人たちもいて、祭りの準備で
集まり、その帰り道のような人たちも増えています。

彼らは普段夜の道の住人ではないので、追い抜いたりすると
大きな声を出して大騒ぎします。

女子高校生などこちらが気を使うような真っ暗な道での遭遇でも
全く警戒されないのと全く対照的です。

逆に彼らが道をふさぎどれだけこちらに迷惑を及ぼしているのか
考えてみてもらいたいものです。いちいち言っていてはこちらの
ランニングが成り立ちませんのでそのまま通過しますが、こういう
人のことを考えない人やランナー事情が解らない人はままいるのです。

ウォーカーの人でも、道を開けてくれるのですが、それが遅いと
いうのが解らないという人もいるのです。

優先権とかマナーとか暗黙のルールがあるのですが、それを
徹底せいなどといってもせん無いことなので、そういう人を
見かけたらこちらが車道に降りるのですが、歩道もない狭い
道をふさがれた場合はどうすることもできないのです。

そんな時でも決して怒りませんよ。まして怒鳴りつけたりしません。

これもやはり身に着けたことでしょう。無用の怒りが何も生まない
ことや、せっかく浄化されたように気持ちよくなっているランナー
の心をそのままきれいにしておくために気持ちを荒げないことも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする