King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ガチガチ守り合いの後、ニックス対スパーズ

2013年01月06日 14時01分47秒 | バスケ
Thursday, January 3, 2013
7:30 PM ET - Madison Square Garden, New York, NY

   1  2  3  4  T
SAS 19 21 20 23 83
NYK 22 20 25 33 100

Arena: Madison Square Garden, New York, NY
Officials: #71 Rodney Mott, #54 Nick Buchert, #35 Kane Fitzgerald
Attendance: 19033
Duration: 2:06

最初はガチガチと守り合うロースコアのゲーム展開かと
思われましたが、最近のNBAは守って点がなかなか入りづらい試合でも
守りからの返しで、スリーとかダンクとか早くかつ効果的に得点を
するので、点差が付くと一気に10点差ぐらいになってしまいます。

そんな似たようなスタイルの形から、インサイドのタレントの豊富さと
外からのシュートでの確率からニックスは早くも勝負あった感じでしたが
さすがにスパーズはそこで引かないところが他のチームと違います。

このチーム全体で戦うスタイルになったニックスが今季の一番の好調
を保っているところで、インサイド陣が故障明けして中と外のメリハリが
よりついたことと、カーメロ一辺倒でなくなったことでチームカラーを
一新しました。

なかでもJRスミスの外からぼんぼん打つだけの人からの成長が際立って
います。

ボールを運んだりアシストしたりといった本来のポイントガード的な動きも
できる上にリバウンドやでブロックまでと守備への貢献も高く、こういった
変身がカーメロ一辺倒のチームを変えどこからでも満遍なく得点でき、なお
専門職的なスリーを打つ選手もいるという強さを確立しました。

前回放送のクリッパーズも控えの好調さで戦力幅が他のチームと違う
まだまだ余力のあるチームだと感じていましたが、その後、連敗し
スパーズに抜かれこのスパーズの方が安定感があるのかと思いましたが、
スパーズは戦力的にはサンダーやクリッパーズに及ばない見劣り感は
あります。

この試合でも、ジノビリのかつての爆発力やディアウの巧みさもパーカーの
スピードももはやトップチームからは及ばないレベルなのではと思わずに
いられません。

しかし、ベテランで何を今やらねばならないという選手の個々の働きは
今でもリーグ一でこの位置に君臨しているのでしょう。

基本からの形やパターン的な攻めでは正に教科書通りのきれいな流れを
感じますが、派手さや能力の高さ、魅力に欠けた地味なチームという
印象は相変わらずでした。

これでジノビリのかつての巧みなステップからの突破やパーカーの
スピードだけの切込みがなければもはや見せ場なしです。

それにリバウンドで苦労する打っては見るもののそれをフォローする
体制のない形や打たされることが多いという相手の術中にはまるような
形もダンカンの代わりが存在しないという弱点になっています。

ダンカンとツートップの形をとりつつ徐々に世代交代をしないといけない
のに、その若手候補も育たず、ちゃんとした補強もままならずという
今ひとつはっきりしないものを感じます。
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スキー客増の報に

2013年01月06日 09時35分32秒 | 日々のこと
昨年から何度か聞くスキー客が増えているというニュース
ですが、私はにわかに信じがたいものを感じます。

そして、これは世によくあるゼロ円サービスによるものと
盛んに報道されています。

このあたりがどうも怪しいなあと思うのです。

この報道とともにスキー客減少のグラフが以前見ていたバブル期
のスキー人口からの漸減の比率もよーくみるとそんなに減っていない
ように見えるのです。

まあ、このグラフの作り方とか、そもそものスキー人口というくくり
というのがあいまいで一年で一回でもスキーをした人とか、今はして
いないが道具はそろっていつでも出かけられるとかそんな人もスキー人口
に入っていたりで、どうも信用にたらないように感じます。

しかし、毎年どこかのスキー場が閉まったとか、経営が変わったとか
身売りの話は尽きないし、景気のいい話はないのです。

それでもスキー場がにぎわっているというニュースが何度か流れると
私も聞いた景気のいい話も思い出されてスキー場は景気がいいんだと
記憶に刷り込まれます。

実際、八ヶ岳周辺や蓼科あたりの中央高速沿いのスキー場が規模が
小さくとも人口造雪機で多額のコストがかかってもつぶれずに
多くのスキー場が現存する様子やバカ高くてまずい食事処が継続
できる様子を見ればそれを我慢してでもお客がいるという証拠であり、
これはもっとやりようによればより良い消費構造が可能であることは
簡単に予測できます。

宿泊場所などもかつての団体客がどっと来て宴会場があってという
旅館も今どんなニーズがあるのか把握することもなく、予約を
ネット業者にゆだね安売りで価格競争することしかない商売を
余儀なくされていますが、団体客でなく平日でも普通に集客できる
充実したサービスの個人客中心の真のリゾートホテルができても
いい時期です。

リゾートと付けば高くてもいいという神話もそろそろやめて、
理想的な休暇のスタイルを日本人は持ってもいい時期だと思います。

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