King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

オリオン座を見上げて

2013年01月12日 10時32分07秒 | ジョギング
この寒い時期のランニングは走り出すまでの勇気を
振り絞るのにエネルギーとパッションを必要とし、
そういう儀式のような時間があることから余計、走ること
自体がたいそうなことに思われるこの頃まです。

実際、年末の辛い感じを乗り越えたならもうこれ以上
寒い感じも強くならないのです。

実際寒の入りとか極寒日は今頃なのですが、いつも走りにく
時間帯の温度は-5℃程度で変化はありません。

そして、その程度なら走っているとまだ汗が滴るのです。

実際の温度計の温度と体が受ける感じはまた別なものがあり、
もう寒さが安定している二月までの時期、実際に寒さが
積み重なる感じがします。

その象徴が、いつも南の空にあるオリオン座です。

この星が見えるようになると走りに出るのがつらく感じるし
辛い感じを思い出すのです。

昨日もスキーにより、体中が痛む中、なかなかペースが
上がりませんでしたが、いつもの影森駅まで来るとランニング
モードになり、手の指先が痛くなることもありません。

ただ、この体のデバイスにすべてスイッチが入り、オイルが
回った感じで本格的な走りに入れる時に、寒さも感じずに
こうなったらいくらでも走れるという感じを感じてこうなれば
もう大丈夫的な瞬間が寒い中でもあるのですが、これが
ペースで走り続ければこの寒さもあまり感じずに走り
切れるコツなのかそれともやはり寒さの変化を体で受けて
しまうのか、最近よく解らなくなっています。

走っていると今まで手の先に血が通わなくなって固くなり、
冷たく痛くなっていた手に急にもわっと血が流れる感覚が
ある時と、逆にもうすぐ走りきるころにまた手先が冷たく
なったりとこの体の変化に一定の法則性もないように感じ
ます。

昨日も、国道を渡るころもうこれならずっと快適に走り
切れると感じたポイントがあったのに、その後また手先が
かじかんできて自宅まで後3K程で走りきる時に手先の自由が
効かなくなり、そんな時に限り靴ひもが緩んでほどけてしまって
ようやく形が悪いながらも結ぶという状況でした。

帰ってほどく際も普段なら両手を使い両方の靴を同時に
ほどけるのに昨日は両手を使ってひとつの靴をようやく
ほどくという手先の自由がない感じでした。

昨年より手が冷える傾向を感じ、これは齢のせいなのかと
いぶかる現象です。

昨年の経験からこれをいくら厚い手袋をつけてもこの手の
冷たさは改善しなくて、もっぱら精神的なものと感じます。

というのは顔はもっと冷たくなるのですが、スキーのように
顔を覆うものは必要ないのです。

箱根駅伝などはこの寒さでもランニングにランパンなのです
から走り出してしまえばそんな厚着は必要ないのです。

この寒いのに走っているのは自分位と思っているととんでも
ない、この間草津に向かう朝も-6℃の真っ暗な朝、走って
いる人がいました。

私にはそんな真似はできません。

夜の寒さと朝の寒さはまた違うものがあります。

犬の散歩の人も結構見かけます。

これも私にはできないことで、だいたい朝そんな
早く起きることさえできません。

たまに起きるのは温泉とスキーのマジックのせいです。
コメント
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