King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ケニアの甘味に

2013年01月05日 11時26分33秒 | 珈琲
今日の朝の珈琲はまたケニアマサイです。

朝起きてしばらく風邪声になる毎日です。

珈琲を飲む頃、声は元に戻り、寒さにも対抗
できる気持ちになります。

ケニアの甘味がひと時癒しと一日の活力になり、
がんばろうと思います。

この甘味を感じる度、最近考えることがあります。

それは成田山の参道などで売っている昔ながらの
甘栗の石焼です。

あの飴色の艶は砂糖かザラメを溶かし込んだものなのか
それとも栗本来の甘味成分なのか解りませんが、あの焼き方
は珈琲の焙煎と同じ理論なのだろうと思います。

そして、甘味にも共通したものがありそうです。

珈琲豆も焙煎の仕方により、ネルの中に残る成分に差が
できます。

大量の豆を高温で焦げるギリギリで焼き上げると微粉が
より多く出て、ネルの中を真黒く詰まらせるように感じ
ます。

浅煎りならそのかすの様な渋皮が簡単に分離できますが、
焼けて黒い微粉となってしまってからは分離するのは
容易ではないようです。

軽くふるいにかけるということも一法でしょうが、効率が
悪いばかりか実量も目減りしてしまうことになりあまり
やりたいことでもありません。

ふるっての味とそのままの味は実験して微粉の影響を
調べなければならないかもしれません。

深く長く煎るとコロッとトロリとした深い甘味が出ると
思われがちですが、そんなこともないようです。

ベストのポイントと温度変化と焙煎時間とだんだんある点に
集約されていくような感じです。

午後は、昨日のチョコ味の検証をします。
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