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King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

タムシバも咲けば

2006年05月16日 23時41分52秒 | スキー
昨年は、もくれんに似た花がたくさん咲いて、まさかこんな山の中に
これは果たして植えたものなのか、と、思うくらい見事に春の花々が
咲きました。それが、かぐらの今年はのまだ下のみつまたエリアに
タムシバが咲き出した程度で、まだまだこれからが春と言う感じ
です。

今回は、負傷を押しての参加のもんきちさんとかぐらに出かけました。
一週間ぶりで、下のほうはすでに新緑の季節を迎え道端にはもう
雪はありません。本当に若葉がきれいです。
これでは上もかなり雪がなくなっているでしょう。それを覚悟で上がると
かろうじてかぐらゴンドラまで雪道があり、まだ上から下までスキーで
帰ってこれるくらい雪がありました。
朝6時に出発したので、9時前のロープウェイに乗れました。
滑り出しも9時半くらいでした。

人は少なくて、先週は一時間に4本のかぐらメイン、テクニカルの
こま鼠回転も、5本滑れました。かぐらメインのコブは、ラインが崩れ
端のコブラインは、半分から下クワットの支柱辺りまで、土が出て
いました。例年、この季節にかぐらテクニカルは土が出ていてかろうじて
降りられるかどうかの物ですが、今年はテクニカルはまだ土が出て
いません。コブになるのが遅れたのが幸いしたものと思われます。
ジャイアントはまだ閉鎖になっておらず、こちらも土が出ていません。
しかし、来週までもつかと言うのが微妙な線です。

先週はすごい晴れていて、もう汗だくでしたが、今回も曇っている
のに、コブを滑っていると汗が噴出します。先週より薄着にした
ものの、下はCW-Xを穿いてしまったものだから、パンツの中まで
汗だくです。当然、帰りは温泉により汗を流すことになりました。
先週と同じく、3時には上がり苗場の峠の湯に行きました。
雪ささの湯が露天主義ということで、パンフレットに謳っていますが、
そんなことよりその泉質を誇るべきでしょう。この界隈によい温泉
はないのですから。で峠の湯というのは旅館本陣が名づけた湯で
あちこちに看板があります。

しかし、旅館内の内湯には色々な名前があるから果たして峠の湯
という施設が他にあるのかと思ったら、三国宿の温泉を峠の湯と
呼ぶようです。ただ、この旅館は確かに大名が泊まった由緒ある
旅館かもしれませんが、関越ができたり、スキー場ができたり、
スキーブームが去ったりその時その時でそれは大変なものがあった
でしょう。ただ、その歴史性ばかりを誇っていてはめしは食えません。
旅館内の様子や諸施設のつくりを見てそう感じました。

離れの露天風呂は確かに気持ちのよいものでした。
内湯は狭く私が入っているとじじいどもが団体で押し寄せ
早々に立ち去りました。バスタオルとフェイスタオルが付いて
800円ですが、立ち寄りは600円でタオル無しで十分です。
新温泉方による表記が見当たりませんでした。ですから、
循環や加水、加温、消毒は不明です。私の観察からは
加水、加温、循環、消毒ありでしょう。

苗場プリンスの大風呂がフェイスタオルつき、サウナありで
500円ですから、そういうのも見習って500円位にしないと
だめですね。今は温泉ブームであり、立ち寄り湯だけする人も
増えているんですから、それを利用しやすいようにするのも
お客を増やす道です。来週は、神立の湯に行こう。
来週バス輸送になってなければいいが。
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巨人の落日か

2006年05月15日 00時12分35秒 | バスケ
プレーイオフネッツ対ヒート第三戦を見ました。
ネッツのコートで行われた一対一であたった第三戦は
当然この対戦で重要な試合であるのは間違いなく、
そりゃあ気合が違うだろうと思われました。
ですが、何かが違う。何かしっかりやり切れていない。
そんな両者波に乗れない試合展開でした。

他のプレーオフでは、ディフェンスが重要視されファウル覚悟の
堅い守りを見せます。絶対相手にリズムをつかませないという
覚悟のファウルもしばしば見られます。ところが、この対戦では
なぜか守りがワンテンポ遅いのです。更に、シャックのオフェンスが
ゆっくり背中で押し込んで、いつもならすばやいターンでダンクを
決めるのですが、遅い押し込みのままでゆっくり回っているので
全てファウルをとられてしまいます。それに、シャックにボールを入れる
のが悉く遅いのです。彼が腰を入れてポジションを取った時に
パスが回れば、その瞬間にターンしてダンクも決められるのです。

まあ、そういうジャストなパスを入れるポイントガードがいない
のが今のヒートです。ジェイソンウィリアムズとシャックはそんなに
相性が良くないらしく、いいパスが回りません。シャックに入れても
すぐに外に返します。これは、今もらってもどうしょうもできないぜと
言っているのです。ペイトンはまだ相性がいいのでしょうが、彼が
出てくるときにはモーニングに変わっている事が多いのです。ウェイド
とシャックも相性はいいのですが、これはアリウープを合わせる事が
多いのです。

こんな展開で、さぞフラストレーションが貯まっている事だろうと思いきや、
シャックは最後まで集中していました。それは最後のディフェンスに
現れました。カーターを止めたことやルーズボールをあの巨体で抑えに
行ったことで、チームのディフェンスは格段に良くなりました。それも
カーターのひじが入り、一時退場したウェイドが戻ってからより集中して
がんばったのが伝わったのでしょう。後半、ネッツの三線オフェンスは
みられず、ただカーターの超人技ばかりが際立ち、より守りやすくなった
のでしょう。

それも、守りでいらないファウルがあったり、ターンノーバーをうまく活かせ
なかったりということでしょう。カーターやキッドばかりががんばっても他の
選手が同じように一体感かが出てこないとやがてはかつてのラプターズの
ようになり、不協和音がささやかれるようになるでしょう。今日のシャックを
見る限り、今まで俺にボールをくれくれマンでそれが鼻についたのですが、
チームのためにディフェンスするしオフェンスで貢献できなくても、守りで
がんばったりとなかなかやるじゃんという感じです。かつてもスピードと破壊
力が見られないですが、それは彼を活かすパスがないからだと思いたい
です。それとも前のように高速でターンできる力が今はないのか、まあ
あれだけ動けるので故障ではないでしょう。
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先進国の憂鬱その2

2006年05月14日 02時23分29秒 | 日々のこと
中国が経済を拡大させていく過程で、日本の経済にいや
世界の経済に大きく関係する出来事があります。
世界の関心事は、中国の最近の資源爆食振りです。
そして、CO2も出し放題です。その排出が京都議定書で
削減していく事が決まっています。なぜそんなものが決められて
先進国が主導していくのか。

いくら止めようとしても温暖化事態もう止められないという
現実的な予測が出ているらしいですが、先進国が集まって
このままでは南の小さな島は海に飲まれてしまうから炭酸ガスを
放出しないでおきましょうこんな企みは何を意味するのでしょう。
いくら先進国がもう環境に悪いから排出をやめようと言ってこれから
経済を発展させて国を豊かにしていくんだという発展途上国の
行動を止める事ができるかそんな権利があるのかというのが、
この問題をややこしくしています。さんざ今まで発展を享受して
来た先進国の面々が今それを反省して昔に立ち返ろうという
のかと思ったら、これは新たなビジネスルールだったというのが
事の真相のようです。

まず、各国の排出規制があり、もしそれができない場合、
余裕のある国の排出権を買ってもいいし、途上国の排出を
少なくしてもいいというルールです。そこで途上国扱いで
排出規制にかからない中国の莫大な排出を先進国が
寄ってたかって排出量を買うために集まっているのです。
中国が途上国扱いというのがまずおかしいと以前は
考えていましたが、これがもともと先進国の企みであること、
ビジネスルールであること、以上でまだ中国は一流の国で
はなく、先進国の企みに参加できないばかりか、依然
先進国の草刈場でしかない現実が明るみに出てきました。

中国が各地であさって石油探査権や採掘権を買い捲って
いますが、日本ではバイオ軽油が流通を開始するという
ニュースがありました。もともと鉱物資源として湯水のように
使えるほど安かったから石油の価値があったのですが、今の
ようにどんどん値上がりしてしまうと代替燃料にシフトされて
しまい、産油国が困るのです。ここ数年は原油は上がる
一方で、これはこれで中国を各地に原油を買いあさらせる
理由になっていたのでしょう。

今後原油に変わる新たなビジネスチャンスとして環境と
それを巡る巨額な排出権の売買という金が金を生む
複雑な錬金術が先進国だけでまた醸し出されて行く
のでしょう。
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先進国の憂鬱

2006年05月13日 01時56分45秒 | 日々のこと
先週の話で、何を今更と言う気もしますが、ちょっと気になったので
書いて置きます。
TBSラジオの土曜の永六輔の番組に巨泉がゲストでて、途中で
政治家をほっぽらかしたくせに訳知り顔で色々しゃべっていました。
まず、日本に格差社会は似合わないという話。これは、まあ
そうだけど、よく言う格差社会というより低賃金でこき使われる
仕組みを国が容認したというところが一番大きいと思います。

自立とか支援とかいう名前の法律ができて福祉的にすすんだ
かのようですが、実は国からの補助や援助は削られて、へんな
NPOとか福祉団体にばかり金が流れるようなっていたり、末端の
本当の支援が必要な人々には金が回らない環境ができている
様で気になります。

太田光の自分が総理大臣になったらとか言う番組に政治家
が出てその無教養振りを振りまいたという話もしていました。
これは、私も少し見ていたので、イラクの場所も解らない
奴が自衛隊派遣の話をしていたのかと思うと背筋が寒くなる
思いがしました。

この時に、歴代の総理大臣の名を書くという問題があり、
私も小渕以前がわからずすぐ忘れてしまうものだと思いました。
しかし、政治家の人達は自分たちの親分の名をそうそう
簡単に忘れてしまうものなのかこれもあきれてしまいました。
ただ、まともに答えられたのが野党の福島瑞穂だけだったのが
印象に残りました。

巨泉もばか議員が馬鹿を発表していたという話をして
いたのでこれは同意です。
連休中、小泉総理がアフリカとスウェーデンに行っていたと
言うニュースはかなり色々ニュースに出ました。それが、遠足レベル
だとか、中国外向に較べたら修学旅行だとか色々批判も多かった
と思います。
たしか、中国は胡錦濤がサウジアラビアに行って石油探査権を
手に入れたとか、援助を約束する変わりに石油探査権を手に入れた
り、オーストラリアでウラン採掘権を獲得したとか実りある外交成果
を挙げたのに対して小泉首相のお寒いことよというのがニュース
ショーやワイドショーの解説でした。

これはかなり偏った見方といえないでしょうか。
確かに中国の外交の動きと小泉首相の行った先をみると日本は
将来の国連常任理事国入りを目指して動きだといいます。
私は中国が理事国にいる以上日本の理事国入りは難しいだろうと
思うし、別になる意味も国連に出す金も無駄という感じがしてなりません。
胡錦濤が外交成果を挙げているというのも日本の商社や企業が各地で
色々なプロジェクトを受注しているのを考えると、中国のようにまだ世界の
認知度が低いと中国企業が積極的に海外に行っても相手にされない
だろうし、わざわざ国家主席が援助と引き換えにしないと石油も
手に入れられないのだと思います。

つまり、日本のほうが外交手腕が低いとか外遊が意味がない
とはならないと思います。
それより、巨泉は日本に来たときラジオやテレビに出まくって
言いたいことだけ言い散らして出て行ってしまうそんな印象です。
アメリカが資源のない北朝鮮を攻めるわけがないというはなしを
していましたが、アフリカの何もないところでも空爆をしています。
コソボだとか非民主的な政府が難民を虐殺していたり、間
的な行為がまかり通っている国はたくさんまだあります。

ただ簡単な資源がほしいから戦争したとか、アメリカの国益が
優先されるとかそんな簡単な理由や力の強いものがそれを維持する
ためだけに空爆が行われたわけでもありません。日本海で中国が
天然ガスを掘っている件や北朝鮮が核を持っているという宣言や
核査察を拒んでいることでいくらでも理由付けやごり押しの材料
があるけれど実際に手を出せない理由は貧しい地域を攻撃しても
特にならないという簡単なものではないはずです。
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レッドツェッペリンの腹筋

2006年05月12日 23時07分28秒 | 日々のこと
体重が一年前と同じ水準でもうこれ以上落ちないようです。
これ以上落とすには、さらに運動強度を上げるか、食事を
制限するかが必要です。

食事は、特に気を使っていませんが大好きなうどんなど
お昼に食べる事が少なくなりました。というのも、お昼に
うどんを食べてその日帰って体重計に乗ると2kくらい
体重が増えているのです。食べるもので随分増減が
あるのです。それで自然と肥る食品は敬遠するように
なりました。うどんやスパゲティなどの炭水化物はてきめん
です。

肉、やごはんは意外に肥りません。前は、運動した後に
体重を量るとすごい体重源があったのですが、最近はもう
ほとんど変わりません。体がそういう風になっているのでしょう。
完全に水分の分だけ体重が減るか脂肪がわずかに燃えた分だけ
体重が減ります。今でも食欲は衰えず、食べるときにはどかん
と食べてしまい、食後に計ると増えていることはあります。

体重が昨年と変わらなくても体型に顕著な変化があります。
今日見たレッドツェッペリン狂熱のライブで彼らの腹筋が
ムキムキでもなく完全に割れてもいないそんな素肌に上着の
スタイルに俺の腹筋と同じじゃんと思ってみていました。
そう今やロッカー体型となったんだ。今度は素肌にジャケット
かな。
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宇宙の曼荼羅

2006年05月11日 01時42分35秒 | ジョギング
行きつけの喫茶店で今宇宙の曼荼羅展というのを
やっているらしいのです。
前は額縁の展覧会とか、にじんだような絵に布を貼り付けた
とても人に見せて自慢できるようなものでもないものが、
店内展覧会として行われていました。

そんな芸術家さんから展覧会のお誘いやお手紙が来ます。
詩人になれない詩人さんもこの喫茶店にやってきます。
漫画にもなったそうで、その漫画を読んだ人もわざわざ来るとか。
まあ今時、喫茶店なんてはやらないのに。
それでもカフェじゃなくて喫茶店にしかない空間もあるのです。
人が自分だけしか認めないような芸術世界を主張できるのも
ここだからできるようなもので、そんな空間もなくなればそれは
困るものです。

しかし、芸術作品として紙に書いたり、絵にしたりしなければ
伝えられないものばかりが芸術ではないのです。『いちご白書』
のところで書き損じましたが、この映画と最後に流れる
サークルゲームという曲はそれは何回も聞いた曲です。
流れ星を見て涙を流したというか詩が当時は良くわかりません
でした。時が巡るという事はどんなことか、人生が所詮ゲームの
様に過ぎていくという感じはやはり青臭いときには解らないのでしょう。

時が円をなぞる。時が決まったレールの上を流れるって言っても
まだ人類の歴史なんて、地球の歴史からしたらほんの一瞬に
過ぎないのです。

イマジンのことでもちょっと書き落しがありました。
ベッドインの映像で漫画家と口論のような会談をします。
ヨーコがあなたと私もつながっています。みんな人はつながっています。
と漫画家に言うと漫画家は、おめえとなんかつながりたくねえよというのです。
その前に、ジョンとヨーコのヌードのLPジャケットを持ってきてさんざ
きたねえものをさらしやがってとこき下ろした後です。
あんたは失礼だと誹謗を始めるのですが、完全に漫画家の負けでした。
愛は強いかも。
信じたもの勝ち。

火曜日にスキーに行き、紫外線をたっぷり浴びて初夏を
満喫したのに、水曜日はしとしとと雨の降る肌寒いような
日になりました。スキーの後で腰や足が痛いのに、この日は
いつもの公園を走りました。20K走るつもりが、結局13Kどまりです。
首を曲げて苦しいのを我慢して走っていると実は、まっすぐ
前を向いて走った方が体が楽な事をまた再確認しました。
これは前にも感じたことなのに、走っているとつい苦しくてうつむいたり
首を曲げたりしています。

この季節になるとちまきを公園の売店で売っています。
それを思い出して行って見ますが、ありませんでした。
ついでに旅立ちの丘も初めて昇ってみました。これは
かなり高所恐怖症の人には目が回るかも。そんな高さは
ないけど、丸で綱渡りをしているか、つり橋を歩いているような
不安な感じにさせる構造をしています。そして、昇ってみて
初めて土鈴は、サイクリングセンターで売っている事を知ります。
ホームページでは地場産で売っているとなっていましたが、
そりゃそうですね。そんなはなれたところで誰が買う。

しかし、結び付けられた土鈴がほとんど割れていて
せっかく思いを込めて結び付けたのに残念に思います。
心無い人が割ったのかただ風が吹いて鈴同士がぶつかり
割れたのか解りませんが、よくある各地のこういう施設の
安易なパクリが生んだ悲劇です。どうせなら100年くらい
残るものにしろといいたいです。
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イマジンそしていちご白書

2006年05月10日 23時38分26秒 | 日々のこと
NBAプレーオフカンファレンスセミファイナル第2戦スパーズ対
マブスをうとうとしながら見ました。
前半のつまらなさはなかったですね。
何でエブリジョンソンがベストコーチ賞なんでしょうか。
ナッシュのMVPは、これはそうですよ。うなずきます。
ベンウォレスも当然ですね。
スパーズのホームコートなのにあの男はベンチのすぐ後ろに
いましたね。彼がいたからベストコーチ賞かな。

マブスがスパーズを痛めつけた試合でしたが、後半ダンカンを
中心にしたハーフコートバスケをして一時はペースをつかむかと
思うとそれを突き放したマブスの攻撃は見事です。攻撃といいつつ
これを可能にしたのが、ディフェンスからの速攻ですね。プレス&
アタックという戦法です。パーカーも故障勝ちでジノビリはもはや
彼のペネトレートの入り方が研究されてしまって、通用しない、
となるとダンカンのワンノンワンしかないという現状でしょう。
ネストロビッチやモハメッドを最初から使い、インサイドを固め
凌いでハーフコートでゆっくり攻める、そして早い展開は使わない
というのがありきたりだけど、次回は使ってくるシナリオです。

普通に闘えばまだまだ強いスパーズですから、第7戦までやるで
しょうね。ただ見ていて面白いかは別です。ダンカンのワンノンワン
はつまらないからね。その基本技こそ、ダブルチームという基本技で
防げるし、ファウル要員まで使う固い攻めを作るマブスにどこまで
ゴリゴリやって後は外からボンボン入れれば良いという他のチームの
ような攻めができないでしょう。オーリーもバリーも外から楽に打たせて
もらえないから確率落としているし。

サンズとクリッパーズは面白いゲームですね。サンズの場合、相手の
強さを引き出しつつ、圧倒的オフェンス力で叩き潰すバスケだから
見ていて手ごたえというか、ああここまでやっているのかと感心する。
守りが強いチームというのが最近のプレーオフの常識のようなものだけど
その中で異彩を放っています。もちろん昨年よりディフェンズがよくなった
と評判ですが。

イーストはヒートがネッツに敗れるという波乱がありました。まあ、まだ
一回負けただけですけど。シャックもひとりで守っているような感じ
だといやなんでしょうね。自分ばかり狙って突っ込まれたら切れるよな。
でもこれはれっきとした普通に誰でも考えられる作戦です。
ピストンズはもう強さが違うね。レブロンジェームスがいくらひとりで
点をとろうが関係ないという感じです。もちろん彼に点をとらせる
のもゲームプランのうちですが。

NHK BSでロック映画特集をやっていてイマジンを見ました。その
前に『いちご白書』を見ました。
主人公の大学生の別に革命に対して特に活動家として真摯に
日々を送るわけじゃなく実はちゃらんぽらんでいい加減なところが
実に心を打ちます。最後は、イマジンでも歌われているギブピース
アチャンスを円陣を組んで歌うシーンがとても印象的です。ジョンの
葬儀の時に集まった人がろうそくをともすシーンを思い出させる野次馬
がろうそくに火をつけだすとなんかうるうるしてきます。なんか人は
奇跡を起こせるのじゃないかという淡い希望を抱きます。

アメリカや日本は、当時まだ平和で民主的でのんびりとしていたんだと
感じます。私はジョンレノンの事を夢想家だとか、ばかな平和主義者
とも思いません。彼は現実に戦場に兵士が出て死んでいる時に平和の
訴えをして、それぞれ叩かれたわけですが、あれだけ有名で富みもある人が
そんな一銭にもならない事をやったから、世の中からは馬鹿だといわれたと
思います。彼ほどの影響力があれば、もっと楽に音楽業界のトップとして
ずっと影響力を保てたと誰でも思うでしょう。それをしないから、現実的
でないとか薬をやって捕まったから、昔からばかな奴なんだととるのも
いかがなものでしょうか。

いちご白書の中にすでにジョンの歌が使われ、毛沢東の写真を飾って
いるところが笑わせます。毛沢東の写真を飾っているようじゃ革命も
成功しないだろうです。こういう映画をゆるい感じで作れるところが
アメリカの公平性というか懐の深いところをみせるすごいところです。
しかし、考えてみると朝鮮戦争からベトナム戦争、湾岸戦争、イラク
侵攻とアメリカが現実に行った戦争を考えるとアメリカが武力により
何をなそうとしているのか、現実にその結果として起きていることと
2001年のテロ以来、アメリカが戦場となる可能性とアメリカがそもそも
元凶で世の紛争が起きている現実を我々はより真摯に考えてみる
必要があると思います。

ジョンレノンが死んだのは1980年その場所には記念碑があるという。
何年か前、NHKがイマジンと言うドキュメントを作りました。その時
改めてその歌の持つ力を感じました。人は、彼はばかな夢想かだと
言う。しかし、普通の感性の人にあの歌詞があの歌が歌えたでしょうか。
NHKのドキュメントはきれい過ぎて本当に何も考えない人が、平和は
大事だよねと賛同するつくりになっています。映画のイマジンも全てを
紹介しきれていません。ビートルズの生い立ちやヨーコオノがどのような
影響を与えたかとかなぜ彼らが宗教とかインドとかに傾倒して行った
かとか、現実の問題として薬中でよく解らない変な女と結婚して
若者を惑わす危険人物というのが当局の見方で、あれは薬中の
ばか者で、言っている事は世迷言で現実が見えていないとしっかりと
レッテルが貼られています。

現実に若者が戦争に行かなくなったら国が困ります。
今日本の若い人たちも、中国や北朝鮮や韓国はすぐに攻めてしまう
べきだと感じている人がほとんどだといいます。そして、戦争ができない
国だから、中国や韓国がなめて領海侵犯でも領土不法占拠もやって
来るのだといいます。靖国神社参拝も内政干渉であり、日本は土下座
外交ばかりというのは、そんなレッテルと同じものです。

核を持ったり武装しなくては何も交渉できないというのも
まったく誤りです。朝鮮戦争でもベトナム戦争でもアメリカは
日本を再軍備して、兵を投入したかったのです。ベトナム
戦争に多くの韓国兵が参戦したことはあまり知られていません。
しかし、日本は平和憲法を盾に拒否しました。今の総理に
かつての総理と同じ事ができるでしょうか。アメリカがただ
押し付けたものだったら、そんなものすぐ書き換えろと言えた
はずです。現実としてそれが今行われようとしているのですが、
世界標準だとか国連の常任理事国とか変な理屈をつけて
段々高い理想と非戦の誓いがないがしろにされようとしています。

相手が持っているのだから持たないとやられるというのは、
なんと貧相な発想でしょうか。相手も持つのをやめろというのが
平和憲法を持つものの使命です。今まで丸腰でいて更に
その丸腰でも言うことは言う姿勢を今後強めていくべきでしょう。

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『お墓』をバックに黄金の時が流れていく。

2006年05月09日 02時12分24秒 | スキー
5月は本当にいい季節です。
気持ちのいい青空。鳥の声。山には山菜が。花が。
大雪を経て、風や雨で春スキーらしい春スキーも味わえず。
2週間開いてしまいましたが、今日は予報が晴れでした。
しかし、いつもどおり6時に起きてみると外は雨です。
先週は、それでそのまま寝てしまったんだけど、今日は
出かけました。新潟は晴れるという予報だったから。

しかし、ずっと群馬まで雨でした。
赤城パーキングの辺りは、名物の霧です。前橋あたりで
140キロくらいでかっ飛んで行ったセレナが沼田インター
のところでお陀仏していました。私もタイヤをノーマルにして
いつもと同じぐらいしか踏んでいないのにスピードが出る出る。
でも、セレナ君の教訓を胸に刻んで自制しました。
その甲斐あってか、日ごろの行いか、三国トンネルを抜けると
快晴ではありませんか。
昨年に続いて三国小学校の近くのスノーシェードの工事で
片側通行になり、待たされましたが、9時到着。いつもより
5K余計に走り、かぐらに着きました。前の車3台がかぐらに
入りました。駐車場はまあまあの混み具合。でも、前回
ガーラ閉鎖の日の代替できたときよりも空いています。

9時20分のロープウェイで上がり、滑り始めは10時です。
ということは、田代から上がるより早いのか?いや、田代の方が
滑り出しと豊富な斜面と良い事が多いのか。10時に滑り出しても
かぐらは、メインとテクニカルのコブをずっとこま鼠しかないのです。
この日は暑くて、1時間に4本が限界です。4月には5本行けたのが
こう暑くなると体力が急激に奪われます。最初の2本くらいは
もうバテバテですぐに休みたかったけど、滑っているうちに
調子が出てきて、コブ新時代は無理にしてもコブ序章位に
滑れました。8本滑り12時過ぎにレストランかぐらに行き、
お昼です。中で食べるより、外でお弁当の人が圧倒的に多い
です。

ここはカウンターがあるから一人でも全然入りやすいので、
まあ仮眠する都合もあり、高くてまずいスパゲティを食べます。
スパゲティは食べたことなかったからね。昨年は、ラーメンが
あってそれが人気だったけど、それが1000円で食べられる
食事だったからですね。今回はそれがスパゲティになったと
言うことです。でも作っているところを見たり、出てきたものを
見て、これで1000円ですってあーたよく言えるねという品物。
まあ、いいですよ。私は2時間以上今のラングのブーツを
履いていると痛くて滑れなくなるから、靴が脱げて休める
レストランは貴重です。ただ、外で大勢弁当を食べている
人からも金を落とさせようという努力はしないさいね。

彼らは、ほとんどがシーズン券で毎日のように来ている
人たちで、高くてまずくていつも同じものは食えないから
食べないのですからね。といつもの小言を言いつつ、今回、
1時間4本のペースで行くと午後途中ティータイムも考えると
10本しか滑れないことになります。コブを滑ると2時間が
続けて滑る限度で、今日のように暑いともう3時に上がろうと
決めてしまいます。つまりティータイム後の2本を省略して
後は温泉タイムにしました。この日もかぐらスクールの生徒が
大勢いて、ゲレンデに群れているゼッケングループがコブを
塞ぐ勢いでした。

でもそれも午前中だけで、お昼から戻るとリフト待ちも2.3人と
いう感じになります。雪はすごい勢いで融けているものの、
テクニカルにもこんなに雪があるというのは初めてです。まだ
コース上に土は出ていません。メインコースの端の右列の
コブに一部石が出ている位で、普通にコブに突っ込んで行って
もガリッとなりません。それにしても、ジジイ率が上がった感じがします。
その年寄りが、コブをモーグル滑りで降りていくのです。すると、
連れのじじいがああいうわけいし滑りじゃだめだいなあと言って
います。

俺は、そのわけいし滑りができない。彼らから見れば確実に
わけいしの俺が。と、ひどくがっかりしました。スクールの脇を
滑り降りると、生徒もジジイが大半です。それに対して
先生が遅れたら何でジャンプして切りかえさねんだと
怒鳴っています。かなり厳しい指導です。その前ゼッケン
をつけたアベックとリフトに同乗した時に、ビデオを見ながら
なにやら話しているのを聞くと、このスクールは高いと言って
いました。なぜ他の奴らは普通に何も言わずに払うんだと
疑問に思っていました。私も、こんな春スキーの平日にも
こんなに生徒を集めるスクールとはなんなんだと思います。

こっちが一時間に4本しか滑れないと嘆いている間彼らは
私が3本から4本滑る間に1本しか滑りません。それに、
一グループ10人以上いますから、一人一人滑ってくるのを
他の人は待ってなくてはなりませんから、実質待ち時間の
方が長くなり、自分が滑る段には、そこでジャンプしろだの
かなり厳しい指導では、午前中だけではなかなかつかむもの
もない様に思います。ちなみにみつまたスクールの人も上まで来て
いて、そちらは生徒ひとりと先生一人でした。そのくらい濃く
やらないとあの高いお金はやはり高いよな。

そばを通るだけで何を言っているか解っちゃうし、私はこの
スクールは入ろうとは思いません。高いと言っていたアベックと
その他、実はリフトで同乗しても話し声を聞いたのはあと一人
だけです。後はみんな無言でこの暑い日差しをじっと受けていた
のです。話しかけてきた男性によると、この日は埼玉率が高い
ということで、話した人全て埼玉の人だったとか。その人は、
私がのった最後のリフトで一緒になり、この天候でやる気が
出て天候の重要性を感じたと言っていました。その割りに、
履いているのがビックフットとか言うモノスキーです。

そんなのでコブすべれんの。やる気出して滑るものでも
ないような。そういえばボードの若者が少なくなったから、
やたらジジイ率が上がったのですね。50.60という年齢じゃなく
70以上のシルバー世代です。リヤエントリーのブーツを
レンタルじゃなく履いている人をふたりもみてしまいました。

快晴のゲレンデは本当に贅沢な時間がゆっくりと流れます。
それをリフトでゆっくりと無言で過ごすのもまた一興であり、
見知らぬ人と話もするのも一興です。ティータイムをしないと
足がもう限界に近づいた3時に休まずそのままゴンドラで
下山しました。すれ違うゴンドラにはまだ登る人がたくさんいます。
ボーダーなどは、この長い緩斜面を滑るために上っているようです。

ご苦労なことです。私はこの長い緩斜面はとても滑る気に
なりません。下り乗車は私だけ。そして30分のケーブルで降りました。
ということは、やはりコブだけを滑るときには、田代よりかぐら
から登ったほうが効率がいいということになります。それはそれ
雨の日や風の日、色々あったから一概に言えませんが。
まあこれだけ天候に恵まれたのも久しぶり。ちょっと下着が
一枚多くて汗だらだらでしたが、久しぶりに源泉100%掛け流し
に行ってみる気になりました。

苗場の今シーズンからオープンの雪ささの湯に行きました。
800円といつもの宿場の湯より高いですが、それはそれ
源泉掛流しですから。湯沢にしろ有名な割りに温泉らしい
温泉とか源泉掛流しはないのです。しかも、加水、加温、
循環、消毒全てなし掛け値なしの源泉掛流しです。
行って見ると丁度おねえさんがふたり出てきたところで、
他に客はなし。なんと私だけです。普通スキー帰りで
平日でも客がいたり地元の人がいたりするもんですが、
やはり800円というのは高いということか。

水曜定休で、なんと足湯はただ。
そして、お湯はマッディで工事現場色です。
熊の湯の緑茶にもびっくりでしたが、この黄土色もさすが
源泉100%掛け流しですねと良い方にとることにします。
入ると丁度私の好みの温度です。外に露天風呂がありますが、
高層のリゾートマンションがふたつたっています。これはモロに
見られるだろうなあという感じ。雪があってもあまり風情はない
でしょう。

800円なんて、貸切にしたと思えばただみたいなもの。
でも、できたばかりなのに館内改装工事でお休みの予定の
張り紙が出ていました。大丈夫か。来年もがんばって営業してね。
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Vフォー・ヴェンデッタ (V FOR VENDETTA)

2006年05月07日 15時56分33秒 | 日々のこと
連休中映画も見ました。『Vフォー・ヴェンデッタ (V FOR VENDETTA)』
です。

私の希望は、4日に都内に出るのでその時にクラッシュとか
グローバックマウンテンとか、プロデューサーズを見たかった
のですが、いまや映画というのはテレビで宣伝してからひと月も
するともうロードショウ館ではやっていないのです。

バブル後、映画館は一時減り続ける斜陽産業の代表のように
いわれていました。しかし、それは工場が都内や郊外から消え
るとその後にはショッピングモールが立ち、映画館もシネマ
コンプレックスというスタイルが現れるとスクリーン数だけは
増えていることになりました。

しかし、見たい映画とか話題の映画を見るには前より苦労が
伴うようになりました。それだけ作品の回転が激しいのとかかる
映画館の数が前ほど多くないのです。シネコンの映画もスクリーン
ごとに常に上映しているわけでなく、夜だけとか一回だけとか
そんなスタイルです。ですから、この映画もクラッシュや他の
アカデミー作品を見ようとしたのにやっていないのでしかた
なく見たという感じです。

新聞や週刊誌の評判もゴールデンウィーク前の紹介で一番
好意的でした。私はテレビのCMをみてなんだこれという
感じでした。マトリックスのスタッフが集結とかネット上では
マニアの人たちがかなり盛り上がっているようです。
何度も見たという人の話も聞きました。
私の感想としてはテーマがなんか古い感じで、ストーリーも
一時代古いと感じました。原作の漫画がやはり古いもので
現代のアメリカ一強に対してテロが頻発する世にズレがある
ようで、あんまり物語りに入っていけない感じです。

主人公の出自や目的や行動が現実離れしていることや、
作品自体が何を一番言いたいのかというのもそれが正しいのかという
ことになると反権力なのか反体制なのか個人の復讐なのか
テーマが定まっていないことに気がつかされます。
テロの目的が、建物の破壊でそれはただの象徴に過ぎないという
vの主張も現代アメリカで現実に旅客機が突っ込みビルが崩壊
するという映像を見ているだけに、テロに対して何を感じろと
いうのかいぶかる気持ちのほうが先に沸いてしまいます。

この映画は結局、御伽噺として漫画として楽しめる人が
特撮と漫画を映画化したという過程を楽しむ映画です。
現実世界やテロについて考察したり、現実的なことと照らして
ストーリー批判をすることはマニヤから顰蹙を買います。
そんな映画でもよかったら足を運んでみるべきでしょう。
私には、DVDで十分な映画に感じました。
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故障者ばかり

2006年05月07日 11時24分32秒 | バスケ
ゴールデンウィーク中は、プレイオフの試合をビデオで
見ましたが、ゆっくりと一人で鑑賞ということは少なく
がやがやと見たので、どんな流れとかコーチの思惑とか
作戦とかよくわからないものが多かったです。
それに試合自体、結構ぶつ切りになったものを放送されていて
特に、BS-hiのクリッパーズ対ナゲッツの第三戦もクリッパーズの
いいところだけが出た試合ということは伝わりましたが、昨年と
何がどう違うかとかコーチの変更でこうなってきたというのが
いまいち伝わりません。それにケニオンマーチンがろくに出て
いなかったり、昨年までの速攻主体があまり見られなくて
カーメロアンソニーもそんなに活躍しないというナゲッツの
いいところが見られない試合でした。

プレーオフ前の試合を放送したときには、キャンビーが調子よく
それとカーメロの得点が絡み効率よく勝てるようになったという
紹介をされていました。それによりケニオンマーチンの居場所が
なくなったのか、故障がちなのかよくわかりません。その日は
ボイキンズも出ていなくて、そのせいか持ち味のスピードが
強調されることはありませんでした。

プレーオフの試合では、最初のほうからボイキンズが出ていましたが、
クリッパーズのキャセールを中心としたハーフコートバスケに完全に
負けていました。予想通り、クリッパーズがセミファイナルに進出
しました。キングス対スパーズの第六ゲームを深夜前半だけ見ました。
キングス相手なので、もっと楽勝に勝ちあがるのかと思ったら第六戦
までかかって上に勝ち抜けました。この試合に限っていえば、ロン
アーチストが怪我で退場したのでガクッときた感じが強かったです。
キングスはかつては強いセンターがいて外からのシューターがいて
点を取り捲るシックスマンもいてという万能型のきれいなバスケット
のチームでした。それが、主力をどんどん出して行き、シーズン途中
にロンアーチストとペジャストヤコビッチをトレードするという丸で
方向転換のような選手異動を敢行しました。

実際それでプレーオフに出てこれたわけですが、インサイドをごりごり
攻めるには、その後大型選手のカバーや外にパスアウトしてスリーを
決めたりするのですが、そういった選手がキングスにはいません。
キングスもダンカンがポストから攻めるという今までのツインタワー的
攻撃から、パーカーの突破力でとにかくインサイドにペネトレートして
その後ダンカンにパスというスタイルが多かったと思います。
それだけダンカンにかかる負担を減らして、効率よく攻めるという
スタイルになっています。しかし、これはパーカーの得点が伸びた反面
ジノビリのオフェンス機会が奪われて、チーム的によいのかどうかと
思います。サンズのような速攻主体のチームにはどのように対処する
のかという感じです。

2006/5/2プレーオフ第5戦
ARENA:Continental Airlines Arena,East Rutherford,NJ
ATTENDANCE:18,804 DURATION:2:17
FINAL 1 2 3 4 TO
Pacers 25 21 19 21 86
Nets 28 21 23 20 92
この試合は丸々見ました。
オニールが調子悪そうで、なかなか得点できずそれでも
ポラードなどは出してもらえないという試合でした。
キッドは今までの速攻というより、とにかくパスを
回して、周りに得点させることに徹していました。
それによりチームが浮上してきたのですから、キッド
カーター、ジェファーソンの三線オフェンスは当分
続くのでしょう。

キングスとのトレードのストヤコビッチはペイサーズに
います。ただ、この日は試合に出ていません。移籍の日に
まだチームになじんでないとかでベンチ入りしてなかっのに
キングスでは、ロンアーチストが移籍後すぐ活躍して成績を
伸ばすというニュースとは対照的でした。オニールも故障
していて復帰してきたばかりで、どのチームもそんな故障者
のリストがでますが主力やビックネームが名を連ねている
というのが今シーズンのプレイオフの特長です。

この試合にしろクリッパーズにしろ試合がプレーオフにしては
面白くありません。この間のサンズとレイカーズがとても
面白かったのに対してチームとして力を出し切っていない
そんな印象なのです。サンズはレイカーズのまさかの王手を
先にかけられてそれから連勝して5分にして、今リードして
いるとネットで見ました。

マスコミではスパーズが連勝が濃厚と見てそれも磐石のように
紹介していましたが、私はサンズやマブスに苦しめられて
へたすりゃファイナルも出れない可能性が高いと見ます。
キングスとの戦い方を見るとぜんぜん磐石でも強さも見れません。

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みんなに聞きたい事があるんだ。

2006年05月06日 01時53分47秒 | 日々のこと
清志郎がいつもコンサートで客席に問いかける言葉。
4日のコンサートでも聞きました。日本は戦争を出来る
国になろうとしている。そして、その言葉がスポーツ新聞とか
朝のワイドショーなどに出たら、早速それを批判する連中が
湧いて出ました。

アメリカが9.11テロ以来、色々な言動に過敏に反応すると
いう報道がありました。映画ボーリングフォーコロンバインで
マイケルムーアはなぜアメリカは銃で犯罪が起きるのかという
問いかけに、もともとアメリカに移民が渡った時にすでに先住民が
いて、当然いさかいになって移民たちは、銃により彼らの土地を
奪った。それが今のアメリカであり、奪い去った今でも彼らは
銃を放さないのはなぜかという問いには十分な説明はありません
でした。

ひとつには、銃にしろ爆弾にしろ兵器製造業で食っている人がいる
ことと、支配階級とか経済界と財界で金と暴力がうまくリンクしている
からというのは容易に想像できます。更に、カナダが同じ銃がどこの
家庭にでもあるのに銃による犯罪が少ないという事実に対して、映画で
同監督は、常に襲われるという強迫観念を国民に抱かせているから
という説明でした。これはかなり衝撃的です。今の日本もこれに似て
います。韓国や北朝鮮による度重なる領海領空の侵犯や、領土問題
など日本もいつ攻め込まれるか解らないという危機感と、戦争できない
憲法を持っていることで一人前とみなされていないから、そういう事態が
おきているというまことしやかなうそです。

戦争もできないから一人前じゃなく、核も持たないからなめられるという
事を本気で言う人は、隣人に対してもそのようなお付き合いの仕方
なのでしょうか。つまり、いつでも暴力をちらつかせなければ口が利けない
ということです。日本は、戦後平和憲法を持ってから、隣国で戦争が
起きても同盟国の強い要請があっても軍隊を派遣することはありません
でした。それが、今やブッシュに言われれば返事ひとつで派遣してしまう
現状です。攻め込まれたら闘うとか、核を持つ事が抑止力になるとか
本気で言う人はもはやマスコミに毒されています。

実際に日本にミサイルや砲弾が向けられたことはないのです。
北朝鮮のミサイル実験も韓国や北朝鮮の領海侵犯や領空侵犯も
日本は撃ってこないと知っているから入ってくるのです。実際に戦争を
すれば、どのような損害があるか皆知っていますからそれよりも闘うことを
選ぶ選択をさせない事が重要であり、日本は戦後それを実践して来た
物と思われます。しかし、今だ戦争をすることなく自衛権を行使する
ことなく過ぎています。それをあえて戦争をできるほうに舵を切る事が
より一層平和的繁栄が望まれるのでしょうか。それを考えて日本も
改憲して核を持つべしと言っているのでしょうか。

日本では、武力でそれぞれの派閥がやりあう野蛮な国ではない
のです。他の紛争地域の国は、武器を取り合いやりあう以外道の
ない人達の集まりであり、それを誘導する国も支援する国もあり、
日本では、武器を供給するということはしてきませんでした。平和
貢献するという姿勢は、イラクでも同じです。日本は丸腰を貫いてきた。
それがアマちゃんだという人たちは、もっとよく考えてみてほしいのです。
なぜ今日本は戦争をするという憲法の国に改憲しなくてはならない
のでしょうか。

忌野清志郎の記事に夢見ている人とか現実が解っていないという
解ったような口を聞く人達こそ自分の見識をそんなものだったかと
考えてみてもらいたいのです。私は、憲法を直す事には反対しません。
現実に現況にあっていないものはただすべきなのです。ただそれは
戦争をしてもいいという憲法にするのではなく、戦争ができるのが
当然の権利でそれを他所の国に宣言する事を望むものではありま
せん。アメリカに押し付けられたものだから直したいというのなら、
自分たちでもっとよい物を作りましょう。

当然の自衛権とか交戦権などわざわざ明記する必要があるでしょうか。
そんなことよりまだまだ真っ先にやる事があると思うのですが。
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風のラプソディ

2006年05月05日 03時40分39秒 | 日々のこと
ラプソディということで、ラプソディ。
スーツケースひとつでー
ぼくのうちにおいでよー
バーンドマーン
歌ってよ
ふたりのためのラプソディ。

こんな五月晴れの日に野音で忌野清志郎が
聞けるなんて最高だぜ。ベイベェ
イェー。
イェーってイェー。

MUSIC DAY自体は何回か聞いています。
しかし、あまりに多くのアーチストがステージを
入れ替わるとその度に楽器のセットとかマイクの調整とかが
あり、これがすごい時間がかかり間の抜けた感じになります。
だから、最近のミュージックディは足が向かなかったのです。
しかし、しかし、今回は一青窈 とか押尾コータローもでる
というので、すぐにチケットを抑えました。

最初に一青窈 がいきなり出て、7曲歌いましたが、知っているのは
ハナミズキともらい泣きだけでした。ギターを弾いている女性が
プリプリに居たギタリストに似ていました。次に押尾コータローが出て
とにかくその超絶技を生で聞き、スゲエーと口があんぐりでした。
テレビ等でその技や演奏は聴いてはいましたが、実物はまた違い
本当に今この音をあのギター一本で出しているのか、もともと作って
おいたテープかなんかかぶせているんじゃないかと感じ、これはもっと
小さい会場で生音で聞きたいなあと思いました。つまり、アンプじゃ
なくてね。

今回、席はBの6列で比較的前のほうです。この位じゃないと
アーチストの表情とかステージの様子はわかりません。
次にナチュラルハイという気持ちの悪い人が出てきて、たった
3曲で引っ込みました。次は河口恭吾で、ぜんぜん知らない歌
を歌いちっとも盛り上がらず、歌下手だなあと思いました。
次にPE'Zというあんちゃんたちが出て、これもなんだかよくわから
なかったけど一部熱狂的なファンがいて、見るとステージの衣装と
同じのを来ている人までいて、宗教のようでした。

とまあ、長い長い苦闘の時間があり、やっと我らが清志郎の
登場になるのです。3時からやって、出てきたときにはあたりは真っ暗
これで3曲で終わりですだったら怒るぜ。もちろんそんなこともなく、
清志郎の前は客席もスカスカだったのが、いつの間にか皆席について
人が多くなっています。今まで公園にでも行っていたのでしょうか。
私も途中おなかがすいて公園の出店に焼きそばでも買いに行きたくて
しょうがありませんでした。周りには実際そんな買い物をして、焼きそば
のにおいをさせている奴もいるのです。

そう、皆ビールを飲んだり焼そばを食ったりとまったりとしたコンサートです。
いつもの清志郎のコンサートだとBとかCのブロックの通路ごとに係員がいて
チケットチェックをしています。しかし、この日はたち見の人もいたのに出入り
自由みたいで、途中で帰る人もいました。だから、清志郎の前に帰る人が
続出で段々人がいなくなり寂しくなっていくなあと思いました。それぞれの
ファンの方がお目当てのアーチストを聞くと帰ってしまうんだと思っていました。
ところが、ところがいやいややはり皆清志郎が目当てだったんだ。

もう始まる前から、画面に今日からできるエコのアナウンスの後に忌野
清志郎の文字が出ただけで皆総立ちです。まだバンドの奴らも席に
ついてないいつもの呼び出しのおじさんもマイクパフォーマンスをしていない
のに、みんなイェーなんていっちゃっている。
そして、JUMP、トランジスタラジオ、ラプソディ、明日なき世界、
ディドリームビリーバ、ベイビー何もかも、気持ちE、ロックミベイベー、
上を向いて歩こう、雨上がりの夜空に、アンコールでPE'Zとなんか
のカバー、最後フィナーレで全員で、スローバラード。
最後のフィナーレが河口恭吾、一青窈 、ナチュラルハイ、と歌って
行くんだけど河口歌下手で、一青窈 は声低いし、全然盛り上がら
ないの。

だからなんだよ最後もう一曲やれよと思いつつでもみんな一斉に
帰りだし、いつもの野音だといつまでもアンコールと騒ぐやつもいなくて
ちょっといいのかこれでという感じはしたね。というのも、フィナーレで
全員が揃って歌ってそれでも拍手が鳴り止まず、やるのがアンコール
だもんね。主催者がこれで全て終わりましたのアナウンスをした後に
いやそのアナウンスをかき消すくらいに客席がうるさくて帰らないから
仕方なく出てきてやるのがアンコールでさ、最近はもう最初から
アンコールを用意しているなんてのはアンコールじゃないだ。
まあ、怒涛の10曲で聞き応えはあったけどね。スロバラがひどすぎた
のはたしか。
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結局二往復

2006年05月04日 00時24分30秒 | ジョギング
昨日の雨がまったく悔やまれる、今日の天気でした。
本当に外に出るのが気持ちよい日です。
しかし、外はもう朝から大渋滞です。
上空も芝桜の人出を撮りに来たのか、セスナ機や
ヘリが何機も舞うという状況でまったくうるさいったらありゃ
しないです。

今日になり、はじめて半袖Tシャツと半スパッツです。
いつもの公園は、観光客が押し寄せゴルフコースやら
パターコースにまで人がいます。
テニスコートからは、人の気配がしませんが、なにやらイベントまで
あるらしくいつもと違う賑わいでした。いつも停める駐車場は
満車で、ちょっと先の駐車場になってしまいました。
しかし、この公園に来ている観光客もおおよそ金を使って
ない様子で、金を使う施設とか何かないとお客もお金の
落としようがないところだと思います。

ちょっと前までならコテージに泊まり、朝から晩までテニス三昧
ができるところとして価値があったのでしょうが、宣伝が足りないのか
テニスを趣味にする人がいないのか、テニスをしている人すら
見かけません。羊山のテニスコートは芝桜のために駐車場に
なってしまい、野球場もあったのですがそこも知らぬ間に駐車場や
羊の牧場になったのでしょうか。かつてはこの羊山こそ私のジョギング
コースでした。アップダウンが激しく、それでも走っている人や犬の散歩
の人が多くいるコースでした。

それが、いつのまにか芝桜の観光コースになり、途中にお風呂や
テニスコースやアスレチックコースのような遊戯施設もある市民の
憩いの場所が観光地になってしまい、いい迷惑なわけです。
この芝桜も植えられて6年が経ち、今では9万人も人が来るという
集客力を誇ります。お金が落ちているのは、鉄道と周辺の飲食店
などですが、一般の市民にはどれほどの効果があるかと言えば
ヘリや車が来て迷惑、人が来て電車が混んでやだとかいいこと
はないのです。それでも、人がたくさんいるのが好きという人もいて
概ね好意的に受け取る人が多いようです。

確かに、私が走った公園では、金を落としてくれそうな人たちというより
安上がりに楽しみたいという感じの人が多く、電車で何人も引き連れて
今日で3度目だといいつつ練り歩く人たちとは人種が違うようです。
私はどちらも来てくれてありがたいとは思いませんが、何で今まで
こんな戦略的な人出の誘致ができなかったのか、逆に不思議です。
私の走った公園には、いつものウォーキングのお年寄たちなどの常連
組の代わりに、観光客がサイクリング道路を占拠して、走りづらく
していました。結局、次の用事のために2往復で上がりましたが、
最近のタイムにしろ、次に挑む目標が設定されていないため
挑戦するという態度に欠け、ただ漫然と走るだけのような今の状態に
危機感を感じます。

実は、走り出したときには大会に出てやろうとか一度はマラソンを
完走したいとか色々な目標があったのですが、30K走るという練習が
なかなかできず、上のステップに進めずにいます。スキーシーズンも
まもなく終わりますから、時間的には余裕が出来るので、雨の多く
なる季節に30Kランに挑戦したいと思います。ただ、これに最適の
コースがないのがネックです。この公園を4往復とか5往復するのは
とても無理です。信号や車が横断しない道を30K探すというのは至難
の技です。

連休中は体重が増えます。
今日は運動したのに、更に体重が増えました。
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雨に負けて

2006年05月03日 01時31分52秒 | スキー
こんな休日もあるということで、2日の休みの様子を
振り返ります。
いつもの通り6時に目覚ましで起きて、雷の音を聞きます。
そして外は雨です。寝たのが1時頃でしたが、すでに雨でした。
その時に明日雨だったらどうしようか。と考えながら眠りに
着きました。

月曜の夜はいつものように6.5Kのランをこなし、そのときにも
雨が降ってくる気配でした。たしか、この日からなんとかという
彗星がどこかに見えるという新聞の記事を読みました。
しかし、好天気が悪くては星を見る機会もありません。
3日からは天気も良いようです。しかし、渋滞は雨より
悲惨です。道が混んで、リフトも並ぶようだとストレスが
たまります。雨なら人もいないでしょう。気温も上がらず
雪もしまっているはずです。今シーズンは雨の日に3日
も滑っています。しかし、今日は行く気になれませんでした。

そして、せっかく目が覚めて着替えて歯も磨いたのに
またそのまま寝てしまいました。9時ごろ起きてまた雨の
音を聞き、天気予報を確認しますが、一日雨のようです。
強く降ると言っています。結局ジムもジョギングも行かずに
たまった用事とたまったビデオを見ました。それだけで、
時間はどんどんなくなります。くだらない用事もありましたが、
自分のちょっとしたミスもあり、休みをこういう風に使うと
もったいないというか逆に贅沢に感じました。

ゴールデンウィークは休みがあるがどこにも出かけないというのが
今までのスタイルでした。仕事で渋滞の中潮干狩りに行ったこと
やかなり悲惨な思いをしたことも思い出しましたが、自分の
休みでわざわざゴールデンウィークに潮干狩りにも行ったことも
思い出されました。貝もろくに採れず、人の波を掻き分けて
暑い思いをしましたがなぜか活気に満ちた楽しい思い出です。
そして、今雨に濡れて連休をボーと過ごす贅沢を噛みしめて
明日の予定をチェックしています。別に大食いしたわけでもないのに
体重は1K増えています。寝ると体重が増えるようです。

昨年のかぐらでも雨にやられて下着までびっしょりになった事を
思い出しました。今年はそこまで濡れていませんが、かぐらの駐車場
の売店でかぐら名物ポンチョというディスプレイがあり、春スキーには
欠かせないアイテムになっています。私もそれを見て何年か前に
スポーツ店で買って用意していますが一度も使った事がありません。
防水機能が上がったことや雨の日には基本的に休みというスタイル
だからです。私がスキーをはじめた頃は、五月の連休に駐車場は
一杯でゴンドラから伸びた行列が駐車場の中ほどまで伸びているのを
みた事があります。それを見て更に奥のスキー場に向かった記憶です。

今は連休でもその半分もいない気がします。今年の正月の苗場を
経験してお正月であの人出ならリフトも待ちもないに違いありません。
ただ、高速道路は、そんなわけに行かないでしょう。市内もそうじゃなく
ても平日でも今は車だらけです。花園55Kという予想を聞くだけで
車移動をあきらめます。一応連休の外出予定は4日のミュージック
ディ参戦だけです。いつもの野音です。もちろん電車です。やはり
海外に行かなくても、雨でスキーをあきらめたり、公園にジョギングに
行ったり、歩いて芝桜を見に行ったりの連休の過ごし方は最高に
贅沢であり、満ち足りていると感じます。

まあスキーは毎週いけるのですから、雨で一日いけなくても大勢に
影響無しです。
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よみがえったレイカーズ

2006年05月02日 23時05分19秒 | バスケ
2006/4/28
ARENA: Staples Center, Los Angeles, CA
ATTENDANCE: 18,997 DURATION: 2:32

FINAL    1   2  3  4  T
Suns 27   17  30  18   92
Lakers 31  18  28  22  99
今シーズンの初めとコービーがひとりでひと試合の最多得点のあたり
のゲームを見て、レイカーズはもうだめだなと思っていました。
つまり、コービーが点をとるチームではプレーオフ進出もおぼつかないと
思っていたのです。それは、ヒィル・ジャクソンがヘッドコーチに復帰しても
同じことです。彼がコービーに頼るようなチームを作れば、それは
3流のチームです。ですから、この日の試合の前のコービーの
インタビューもそんなわけないだろうと聞いていたのです。

彼は、前は自分で50点もとらないといけなかったけど今はそんなこと
はない、他のみんなが点を取れるようになったからと。ま、まさか。
自分が50点とっていい気になっていたんじゃないのか。ひとりだけの
チームなんて所詮たいしたことないのです。ましてプレーオフのように
タフな試合が続く場合、自分こそが真のスーパースターだと言う自覚と
エースとの自覚が自信と誇りになり、チームを勝利に導くでしょう。
しかし、それは一皮剥けばただのエゴでしかなく、その自覚もただの
自分よがりにしか過ぎないことも多いのです。

何かというとコービーにパスを回すような、チームを作ったとしたら
それはコーチの怠慢です。彼のトライアングルオフェンスは、しっかりと
ローポストでポジショニングできるセンターとパワーフォワードがいて
機能するのです。ですから、コービー中心のオフェンスよりシャックが
いてこそのトライアングルオフェンスであったわけです。クリス・ミームでは
軽すぎて、しっくりと来る感じがしなかったのです。ところがこの日の
チームを見て丸で見違えてしまっていました。ミームはベンチにもいません
でした。しかし、かつては丸でだめのクワミブラウンが、しっかりと存在感の
あるセンターをこなし、パワーフォワードとしてオドムがいて、しっかりと
パスの回るチームに変貌していたのです。

これはまさにコーチの力と言っていいでしょう。ゲームメイクも相手を
知り、それを上回る試合運びです。皮肉なのは、スマッシュパーカー
です。彼はサンズにいた選手です。彼を首にしてバルボーザをとった
のです。この日のスマッシュパーカーは、目覚しい働きでした。
得点を取り捲るとか、いいパスを出すとか、目立つオフェンスばかり
が取り上げられていましたが、それよりナッシュを完全に止めたこと
と、バルボーザを止めたことでしょう。

サンズも点をとったのが最初ティム・トーマスばかりでしたが、それは
そういうディフェンスになっていたからです。負担のかかった彼は、後半
故障をしてしまいます。サンズには光速オフェンスがあり、ペースをつかめば
いくらでも点をとられてしまいます。きついディフェンスで、一発ずつ殴りあう
ストリートファイト的な渡り合いは、理詰めの試合運びで、得意の形に
させないレイカーズに軍配が上がりました。この第3戦とこの次の第4戦
もまったく同じような展開でサンズの得意の光速パターンになかなか
入らせません。インサイドのプレーヤーが故障続きで、マリオンの負担
が増え、この日もファウルアウトしてしまいます。

サンズがこのまま第1ステージで姿を消してしまうのか、それほどサンズは
痛めつけられた負け方でした。バルボーザのスリーがいいところで悉く
入らなかったり、やられてもやり返す光速オフェンスでナッシュが決められ
なかったり、これは痛いというミスがありました。光速オフェンスもロングパス
一発だけでは、そんなに破壊力はないのです。3対3で相手も戻っている
のにファウルもできずに決められてしまうから光速オフェンスなのであり、
それが出ないのは、ナッシュがパス捌きをまずくしているか、ドリブルで
切り裂くオフェンスを経て一対一での優位を築けていないかです。

展開としては、チームの力と力での渡り合からひとつ飛びぬけたところ
で、エースの力の差を見せ付けた形の第4戦をやったことにより、
レイカースの優位は揺るぎませんし、サンズ危うしです。あの光速
オフェンス炸裂がないまま消えてしまうのか、まったく同じ戦法で
やられているんですから、まさかこのままということはないと思いますが、
ナッシュの表情など見ているとかなりやられた感じがします。
でも、この試合は本当に面白かったです。コート上の興奮と緊張が
伝わる1戦でした。さすがプレーオフです。
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