金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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現在、記事の整理中。

68:アンソロジー 『Love Letter』

2006-03-28 11:40:57 | 06 本の感想
アンソロジー『Love Letter』(幻冬舎)
★★☆☆☆

うーん……。
「図書館で借りてよかった」といったところでしょうか……。
本屋で買ってたら打ちのめされたと思う。文庫ならまだしも、単行本だし。
ラブレターを題材にした11人の作家による短編集。
山崎マキコ「音のない海」は気分が悪くなったし、
三浦しをん「永遠に完成しない二通の手紙」は苦手なネタのオチ。
(漫画で読むなら気楽だけど、このネタ、活字にされるとダメなのです)
いしいしんじ「きまじめユストフ」はおもしろかったです。
一作だけ群を抜いてた感じ。

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67:重松清 『エイジ』

2006-03-28 11:39:31 | 06 本の感想
重松清『エイジ』(新潮文庫)
★★★★★

教材で扱われていたため、再々読。
本当にね、これは名作だよ! 
青春文学好み度ランキングを勝手につくったら、
一位に輝くんじゃないかってくらい大好き
ドラマ版も「newspaper version 」も見たけれど、久々に読み返して
また気持ちが揺れてしまいました。
しかし主人公のエイジやツカちゃんを可愛いと思うわたしは、
「中学生」からひどく遠ざかってしまったのだなあ……と
仕事柄、ちょっとさびしい気も。

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