金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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136:甲田学人 『Missing〈6〉合わせ鏡の物語』

2008-12-27 21:06:57 | 08 本の感想
甲田学人『Missing〈6〉合わせ鏡の物語』(電撃文庫)
★★★☆☆

読んでて痛いのと気持ち悪いのと薄気味悪いのとで、
インパクトは大きめ。
ホラーの怖さというよりは、スプラッタ的な恐ろしさ。
目に鏡が刺さるとか、顔が切断されるとか、
字面を追ってるだけでも痛いから勘弁してください!
合わせ鏡のモチーフで、『地獄先生ぬ~べ~』を思い出した
ジャンプ育ちなわたし。

翠川しんさんのイラストは、モノクロでは
昔のCLAMPみたいな画面のうるささがあって
好きじゃないのだけど、カラーはきれいで上手だなあ。
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135:甲田学人 『Missing〈5〉目隠しの物語』

2008-12-27 20:59:28 | 08 本の感想
甲田学人『Missing〈5〉目隠しの物語』(電撃文庫)
★★★☆☆

空目のことがいまいち好きになれないせいか、
彼の原体験に関わる「そうじさま」についても
興味が持てず……
しかし子どもの幽霊とか妖怪って、
大人のそれよりなんとなく怖い。
自制がきかない、ルールを知らない子どもに対する
恐怖に基づいているのかもしれないけれど。

例にもれず、コックリさんは小学生のとき
静かにはやっていたなあ。
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