金木犀、薔薇、白木蓮

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NHK大河「平清盛」レビュー⑦

2012-02-19 20:53:54 | NHK大河「平清盛」レビュー
【第7話のあらすじ】

海賊退治の恩賞として、鳥羽院は清盛に従四位下の位を授ける。
藤原忠実は、それについて、院に忠盛を公卿に引き立てるつもりが
ないためだと清盛に言い、くぎを刺すのだった。
御所に挨拶に出向いた清盛は、帰路、道で難儀していた
下級貴族・高階基章とその娘・明子を助ける。
清盛を気に入った基章は、娘を妻としてもらいうけてくれないかと
清盛に申し出る。
一目で明子に心奪われていた清盛は義清に和歌の代作を頼み、
明子に恋文を送り続けるが、返ってきたのは断りの返歌だった。
あきらめきれない清盛は直談判に出向いて率直な思いを語り、
明子に受け入れられる。
家格の違いを理由に一門の反対に合うものの、
忠盛から結婚の許しが出た。
しかし、この結婚が一門に波紋を呼ぶのだった。

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うだつのあがらないおじさん役と言えばこの人、
平田満

というのが個人的にはいちばんのトピックスだったのだが、
本筋は少年ジャンプ的だった前回に続き、
ご都合主義のラブコメ?であった。

嫁2と出会う
→嫁1と出会う。嫁1の父がいきなり「結婚してくれ」
→嫁1と嫁2は知り合い(偶然)
→神社で嫁1&嫁2と再会(偶然)
→嫁1の家に行ったら嫁2と入れ違いに(偶然)
→一部始終をのぞいていた嫁2もほだされちゃった

なんという都合のいい偶然の連続。

将来の嫁2人と同時にフラグをたてる偉業を成し遂げた
清盛だが、相変わらず小汚い。
女の子に気に入られたかったら、
西行に和歌の代作を頼むより先に
身なりに構ったほうが効果的だったと思うよ!

そして嫁2の時子。
一人で源氏物語の講義をしながらうっとりしてたけど、
いくらなんでもあの独り言は大きすぎだと思った。

【今日の昼ドラ】

得子出産。生まれたのは女の子。
璋子「はーい! 産着をたくさんプレゼント!
得子「こんなもの、あんたからもらう筋合いない!
璋子「子育てって大変だしー。1番上の子はあーだった、
 4番目の子はこーだった……(以下先輩ママの体験談)」

璋子が帰った後、スケバン風(死語?)ドスのきいた声で
わめく得子。
嫌味でもなんでもなく璋子が本心からお祝いにやってきたのが
ムカついたらしい。
腹黒は天然には勝てないのか……
頭にきちゃった得子は「皇子が産みたい!!」と
鳥羽に襲いかかるのであった。
アグレッシブだな、得子……
コメント (2)
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