佐藤多佳子『聖夜 ― School and Music』(文藝春秋)
★★★☆☆
牧師の父とピアニストをめざしていた母の間に生まれ、
母のおかした罪にとらわれながら過ごしている一哉。
ミッション系の学校で、讃美歌を歌うときにオルガンを弾く
オルガン部に所属し、聖書研究会にも籍を置くが、
神の存在は信じられず、母の記憶と切り離せないオルガンにも
複雑な気持ちをいだいている。
オルガン部に音大から指導者がやってくることになり、
メンバーは、文化祭を目指して練習に励むことになるが……
************************************
ずーっと前に先輩から借りたのだけど、
読まずに放置していたのだった。
「School and Music」というシリーズの中の
一冊らしい。
基本的に音楽に対する興味が薄いので、
いまいち入り込めなかったところはあるんだけど、
家族関係と青春の懊悩は読ませる。
いいなあ……と思う表現もいっぱい。
後輩の女の子との恋愛が主軸になると思いきや、
それはオルガンにまつわるエッセンス程度。
でも、今後展開しそうなムードよね。
★★★☆☆
牧師の父とピアニストをめざしていた母の間に生まれ、
母のおかした罪にとらわれながら過ごしている一哉。
ミッション系の学校で、讃美歌を歌うときにオルガンを弾く
オルガン部に所属し、聖書研究会にも籍を置くが、
神の存在は信じられず、母の記憶と切り離せないオルガンにも
複雑な気持ちをいだいている。
オルガン部に音大から指導者がやってくることになり、
メンバーは、文化祭を目指して練習に励むことになるが……
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ずーっと前に先輩から借りたのだけど、
読まずに放置していたのだった。
「School and Music」というシリーズの中の
一冊らしい。
基本的に音楽に対する興味が薄いので、
いまいち入り込めなかったところはあるんだけど、
家族関係と青春の懊悩は読ませる。
いいなあ……と思う表現もいっぱい。
後輩の女の子との恋愛が主軸になると思いきや、
それはオルガンにまつわるエッセンス程度。
でも、今後展開しそうなムードよね。