金木犀、薔薇、白木蓮

本と映画、ときどきドラマ。
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183-203:松井優征 『暗殺教室〈1〉~〈21〉』

2019-11-15 17:27:58 | 19 本の感想
松井優征『暗殺教室 1 ~21』(集英社)
★★★★☆4.5

【Amazonの内容紹介】

号令と共に教室を満たす銃声!
椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。
教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!

*********************************************

友だちにもらったもの。
確か、3巻くらいまではリアルタイムで読んでいたんだけど、
それっきりになっていた。
こんなふうに展開して終了したのね~。

通常のほのぼのギャグ路線が好きだったので、
シリアス回が続くと
「こういうのを求めてるんじゃない……」
と思ってしまうのだけど、序盤から過去を匂わせる仕込みが
しっかりしてあったので、唐突に感じさせることもなかったし、
飽きが来る前にきちんとムードの切り替えもしている。

タイトルと設定がこれなんだけども、
教師と生徒、教育といった設定に沿って
登場人物の成長や関係性の変化を描いていて、
説教くさくなく、ちゃんと「教育」的な内容になっているのよ。
何かができるようになることで自信が持てるようになること。
自分にできることとできないことを見極めて、
できないことはどうカバーしていけばいいのかということ。
社会に理不尽はたくさんあるけれども、
その中でどうやって生きていくのかということ。
中学生が成長していく姿に感動さえ覚えてしまう。

なによりタイトルに掲げて、前提条件となっていた
「殺す」という行為を、逃げずにきちんと描いていたのがよかった。

基本はほのぼのギャグなんだけども、
序盤から伏線を仕込んでいるし、
最初にきちっとストーリー展開を決めて描いていたんだろうな~と
わかる。
20巻は泣きそうになっちゃった。

悪役として登場した人物のほとんどが、それなりにみな
愛すべきキャラになっていて、キャラメイクもすばらしい。








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おでかけの記31:OSLO COFFEE @栄

2019-11-15 11:55:32 | おでかけの記

栄の地下、セントラルパークにあるカフェ。
その名の通り、北欧テイスト。


店としてはコーヒーにこだわりがあるっぽいのだけど、
違いがわからない女は
「コーヒーだ」
という感想しか持てない。


コーヒー380円
セムラ 420円

ブリオッシュでクリームを挟んだデザート「セムラ」。
クリームはおいしいけど、
ブリオッシュとの組み合わせじゃなきゃいけないかというと「?」。
まあ、でも、それはクリームパンも同じか。

広くて開放感があり、ゆったりできるのがいい。
お客は女の人が多いけど、
健康談義をずーっとしているおじいさんとおばさんもいた。
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