松井優征『暗殺教室 1 ~21』(集英社)
★★★★☆4.5
【Amazonの内容紹介】
号令と共に教室を満たす銃声!
椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。
教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!
*********************************************
友だちにもらったもの。
確か、3巻くらいまではリアルタイムで読んでいたんだけど、
それっきりになっていた。
こんなふうに展開して終了したのね~。
通常のほのぼのギャグ路線が好きだったので、
シリアス回が続くと
「こういうのを求めてるんじゃない……」
と思ってしまうのだけど、序盤から過去を匂わせる仕込みが
しっかりしてあったので、唐突に感じさせることもなかったし、
飽きが来る前にきちんとムードの切り替えもしている。
タイトルと設定がこれなんだけども、
教師と生徒、教育といった設定に沿って
登場人物の成長や関係性の変化を描いていて、
説教くさくなく、ちゃんと「教育」的な内容になっているのよ。
何かができるようになることで自信が持てるようになること。
自分にできることとできないことを見極めて、
できないことはどうカバーしていけばいいのかということ。
社会に理不尽はたくさんあるけれども、
その中でどうやって生きていくのかということ。
中学生が成長していく姿に感動さえ覚えてしまう。
なによりタイトルに掲げて、前提条件となっていた
「殺す」という行為を、逃げずにきちんと描いていたのがよかった。
基本はほのぼのギャグなんだけども、
序盤から伏線を仕込んでいるし、
最初にきちっとストーリー展開を決めて描いていたんだろうな~と
わかる。
20巻は泣きそうになっちゃった。
悪役として登場した人物のほとんどが、それなりにみな
愛すべきキャラになっていて、キャラメイクもすばらしい。
★★★★☆4.5
【Amazonの内容紹介】
号令と共に教室を満たす銃声!
椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。
教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!
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友だちにもらったもの。
確か、3巻くらいまではリアルタイムで読んでいたんだけど、
それっきりになっていた。
こんなふうに展開して終了したのね~。
通常のほのぼのギャグ路線が好きだったので、
シリアス回が続くと
「こういうのを求めてるんじゃない……」
と思ってしまうのだけど、序盤から過去を匂わせる仕込みが
しっかりしてあったので、唐突に感じさせることもなかったし、
飽きが来る前にきちんとムードの切り替えもしている。
タイトルと設定がこれなんだけども、
教師と生徒、教育といった設定に沿って
登場人物の成長や関係性の変化を描いていて、
説教くさくなく、ちゃんと「教育」的な内容になっているのよ。
何かができるようになることで自信が持てるようになること。
自分にできることとできないことを見極めて、
できないことはどうカバーしていけばいいのかということ。
社会に理不尽はたくさんあるけれども、
その中でどうやって生きていくのかということ。
中学生が成長していく姿に感動さえ覚えてしまう。
なによりタイトルに掲げて、前提条件となっていた
「殺す」という行為を、逃げずにきちんと描いていたのがよかった。
基本はほのぼのギャグなんだけども、
序盤から伏線を仕込んでいるし、
最初にきちっとストーリー展開を決めて描いていたんだろうな~と
わかる。
20巻は泣きそうになっちゃった。
悪役として登場した人物のほとんどが、それなりにみな
愛すべきキャラになっていて、キャラメイクもすばらしい。