岩崎は自信満々。
悪役にはこれくらいどっしり構えていてほしいね。
お千代の死でしょぼんとしていた栄一も、
三菱とのバトルが始まると燃えてくる。
感情的になって伊藤博文にたしなめられるほど。
競争の最中に 弥太郎が死んでしまうの、できすぎだな。
実は弥太郎も、本当に日本のためを思って
やってたということが明かされるの、ずるいよ。
栄一はあっさり後妻を迎えることに。
家政と社交を重視した人選なのは納得。
おくにさんはちょっと違うよね……。
再婚したものの、孫の誕生に後妻さんの前で
「千代に見せてやりたかった」 。
栄一って、こういうとこあるよな~。
自分ではいい人だと思ってるけど、すごい無神経なの。
案の定、後妻に離縁してと言われてる。
和解したが急にラブラブにならず、
家庭や養育院の共同経営者としておさめたのがよかった。
尺の問題だったかもしれないが、後妻とのすったもんだを
最小限で抑えたのは好印象。
後妻との関係が好転した一方、千代の産んだ長男との確執が……
と 仄めかしたところで終了。
【その他いろいろ】
・お安さん、 しぶとく出続けるなあ。
・うたが、おくにではない女性を後妻に迎えることに
難色を示すの、史実に沿った上に
これまで描いてきた千代ちゃん─おくにさんの関係からも
納得できる。
ちょっとしたセリフで、関係が良好だっていうのが
分かるようになっていた。
・岩倉具視、ギャグテイストのまま死ぬとは思わなかった……。
暗殺未遂はあったものの、彼は畳の上で死ねたんだな。
・ 五代もいきなりフラグなしで死亡が予告され、
三菱と栄一たちの会社の仲を取り持って退場。