吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

国試解説その3

2008年04月07日 07時28分31秒 | インポート

 心肺蘇生法は昔から世界的には厳密に乳児(生後1歳未満)とそれ以上の幼児~学童(1歳以~8歳未満)のやり方が異なっていた。しかしながら過去の問題であるが、乳児と幼児を一緒にして「乳幼児に対する心肺蘇生法について・・・」という設問が出されることがよくあった。これは出題者の意図は、たぶん「小さい子供」と言うつもりで出したのであろうが、1歳未満と以上の間でラインが引かれていることうことを知らなかったのであろう。2000年に心肺蘇生法の国際ガイドラインが著されてからようやく国内の混乱もおさまってきた。ふぅ~・・・。