平成4年救急救命士が誕生して以来、3年間常勤で、以後は大学病院勤務のかたわら、ずっと養成所で教鞭をとっていた。しかしクリニック開業のために昨年8月でここの養成所を退職した。養成所時代はずっと国家試験問題の解説集の執筆も続けていたが、クリニックを開業して半年たっておどろいた。実は今年も試験問題の解説の仕事がきたので回答を作りはじめたが、救急医学の言葉(専門用語)が出てこない。今まで15年も続けていたが、わずか半年はなれただけでスイッチが完全にオフになっているようだ。早い話が忘れている。もしかして認知症のはじまりかも・・・? 自分は日本一長く救命士養成所で継続して教鞭をとっているという自負があったが、まったく意味のないものであったようだ。 あ~あ。