吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています

2回目接種の時期その2

2009年11月18日 06時50分22秒 | インポート

 よく1週間置けば次のワクチンを打っていいだろうと混同される方がいますが、これは「異なる」ワクチン(例えば新型と季節性)の場合です。異なるワクチン、特に不活化ワクチン同士の場合は、間を6日置くように国から指導されています。これは増強効果云々とは関係なく、接種の副反応がでるかどうかを「少なくとも6日間」確認しなさいということです。インフルエンザワクチン同士はどちらも不活化ワクチンなのでこれでいいのですが、麻疹などの生ワクチンを打ってしまうと以後27日間は経過を見なければならないので、約1ヶ月は他に何もワクチンは打てなくなります。間をおいて接種することはワクチンの副反応の有無を見る場合と、ワクチンの効果増強を期待する場合の二通りあります。