吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

講演会 その4

2011年05月20日 06時38分06秒 | インポート

もちろん現代では面白くない講演は演者のコミュニケーション能力が問われる時代になってきている。つまり聴衆が話を理解できないのは極端にいえば演者の責任なのである。もちろん聴衆の理解レベルもあるが、その過半数を理解させなければ演者は失格なのである。その点からすれば近年の講演会の演者もコミュニケーションスキルが随分と上達してきた。ところが最近気がついたが、演者の出身大学によって講演内容が「分かりやすい人」と「分かりにくい人」がいることに気がついた。もちろん一概には言えないが、特に有名超一流国立大学出身の先生ではその傾向は顕著であるようだ。やはり聴衆の基礎知識レベルを最初からご自身と同じくらい高く設定しているのか、話について行けないことがよくある。やはり一流の先生は私のような凡人医者のお気持ちは分からないようである。あっ、いや自分の勉強不足を棚に上げないようにしないと・・・(笑)。