それにしてもクリニックの近隣には板橋区、文京区が隣接しており、大きな病院がいくつもある。そしてどこでも「いつでもご紹介ください」とたびたびパンフレットが送られてくる。わざわざ提携しているO病院に紹介しなくてもいいのだ。この医療不況の中では病院は生き残りをかけてあの手この手で紹介患者を受け入れようとしている。それぞれが自分の医療施設の特徴やシステムのよさを売り物にして開業医にアピールをしている。いくら医師会と提携しているからといって企業努力をしようとしないのではそっぽを向かれてしまうだろう。やはり公立病院は緊急的な対応の感覚にすこしズレがあるようである。わざわざ医師会あげて提携などしなくてもいいのではないかと思うのだが・・。いや、けっしてケチをつけているのではない。患者に提供する医療サービスがいいほうに紹介するのは当たり前のことなのである。