テレビのバラエティ番組で面白いものをみた。それは一つの話題についてどれだけ一人で話せるのかを男性と女性に分けてその時間の長さを検証したものであった。目的は「女性は井戸端会議が好きか?」という仮説の検証らしい。インタビューアーは被検者の話に相槌をうつだけで、話題を誘導したり膨らませたりしないという条件の下でおこなわれた。相手には番組の意図を説明していない。話してもらう話題は「AKB48」とか「韓流ドラマ」とか、また「原発問題」などの硬いものまであった。部屋にはインタビューアーと被検者二人きりで周りから話題についての雑音が入らないようにし自分の知りえている知識のみで語ってもらった。結果は想像通り男性群の平均時間より女性群の平均時間のほうがはるかに長かった。そして面白い結果が得られた。