そのような人が離陸前に機内にいると離陸時間がおくれて、他の乗客に迷惑がかかるのである。往々にしてそのような人は「自分が主張していることが他人に重大な迷惑を及ぼしている」ことに気付いていないのである。さてそれはさておき、この注意文書で「クレームがあれば生活消費センターに相談すること」とやってしまったのが不適切であった。案の定、この会社とはまったく無関係の団体であるこのセンターから「貴社のクレームは貴社内で処理して下さい。当団体名は文書から削除して下さい」といわれたそうだ。当たり前である。この団体はスカイマークの下部組織でもなく委託を受けてクレーム処理をしている団体でもない。知らないところでいきなり「苦情処理係」の引き合いに出させられたのである。怒り心頭であろう。でもこんなことになることは文書を書いたスカイマークの担当者は分かっていたはずだと思うのである。しかも文書が発せられる前には社内のいろいろな所で検閲がある。そこを通って最終的に外部へ出たものと思われるが、社内のチェック体制で引っ掛からないはずはないと思うのだが・・・。