なんでもかんでも「医師に相談しなさい」というのは、いざという時の責任回避や商品のリスクマネジメントに使われているような感じである。小さな子供のいる家庭では誤嚥事故は常に起こりうることである。また本気とも狂言とも自殺念慮のある者はこの世の中には一杯いるのである。だから最初から服用されることを想定して、きちんとその服用量における毒性、そして症状と治療法などを明らかにしておく義務が販売元にはあるものと考える。ちょっとPL法を拡大し法的義務化してくれるとありがたい。そしてその情報は会社のホームページに乗せておいてくれればいいのである。それを読んだ上で「やはりこれは心配」と判断したら夜中でも医師に相談してくれればよいのである。不本意だが医師の診断や判断は、社会では安全のための担保に使用されているようである。ところが実際医師は神でもないしスーパーマンでもない。相談されても分からんときは分からんのである。