目で見てわからんのだから、手洗いや消毒操作では手を抜こうとすればいくらでも抜ける。でも最初に「越えてはいけない一線が見えないからこそ、嫌になるほど徹底的に手洗いする」ということが刷り込まれたのである。これは今でもトラウマのように残っている。
さて建築業界では入職時に「やっていけない」的な教育はなかったのか? 「何も起こらなければ、誰もわからんだろう」という感覚があるのであろう。
当初、工事の意図的な偽装が発覚するまでは「傾いたのは東日本大震災の影響であり安全性には問題ない」と会社からの説明があった。しかし安全性に問題がないと言い切れる根拠はどこにあるのであろうか? 確かに今後30年以上たってあのまま何もなければ、結果的にまあ「安全であった」と言えるかもしれないが、それでは現時点での保証にはならない。
さて建築業界では入職時に「やっていけない」的な教育はなかったのか? 「何も起こらなければ、誰もわからんだろう」という感覚があるのであろう。
当初、工事の意図的な偽装が発覚するまでは「傾いたのは東日本大震災の影響であり安全性には問題ない」と会社からの説明があった。しかし安全性に問題がないと言い切れる根拠はどこにあるのであろうか? 確かに今後30年以上たってあのまま何もなければ、結果的にまあ「安全であった」と言えるかもしれないが、それでは現時点での保証にはならない。