ついでに・・と言ってはいけないのだが、ご高齢の方では時に、自分のペースで関連のない話を延々と話し続け、こちらの診療上の質問にまったく答えてくれない(こちらの話をまったく聞いていない)患者さんも多いのである。
これは一見、会話形式になっているので会話の内容が聴こえなければ周りの人は普通に診療していると思うだろう。しかしこちらの問診を投げかけても、まったく関連のない話で応えられてしまうのでこれも診療がすすまない。診療に必要な質問をその患者さんの冗長な話の間に何回も滑り込ませるのであるが、その質問に気が付いてくれてそれに反応してくれるには数回試みないとダメなこともある。おそらく耳が遠い場合もあるのであろうが、こちらの言葉には無頓着であることが多い。
さて質問に答えられずに付き添いの母親の顔を伺う中学生と、片や人の話を聞いてくれないご高齢の患者さんと・・・まあ結局、どちらもあまり変わりはない。小学校高学年や中学生くらいであれば「ハイっ、きちんと答えてごらん、痛いか痛くないかはお母さんにはわからないだろ?」と言うのだが、ご高齢の方になるとそういう訳にもいくまい。なので、どちらが辛いかといえば・・・、あっいやどちらでも構いませんが。
これは一見、会話形式になっているので会話の内容が聴こえなければ周りの人は普通に診療していると思うだろう。しかしこちらの問診を投げかけても、まったく関連のない話で応えられてしまうのでこれも診療がすすまない。診療に必要な質問をその患者さんの冗長な話の間に何回も滑り込ませるのであるが、その質問に気が付いてくれてそれに反応してくれるには数回試みないとダメなこともある。おそらく耳が遠い場合もあるのであろうが、こちらの言葉には無頓着であることが多い。
さて質問に答えられずに付き添いの母親の顔を伺う中学生と、片や人の話を聞いてくれないご高齢の患者さんと・・・まあ結局、どちらもあまり変わりはない。小学校高学年や中学生くらいであれば「ハイっ、きちんと答えてごらん、痛いか痛くないかはお母さんにはわからないだろ?」と言うのだが、ご高齢の方になるとそういう訳にもいくまい。なので、どちらが辛いかといえば・・・、あっいやどちらでも構いませんが。