児童の発達具合はまさにさまざまであるが、こちらとしてはもちろん後者(はきはきと自分の症状をハイ、イイエででも答えられる)方がやりやすい。「はあ、この子は大人だな、きちんと答えられる」とついつい思ってしまう。
もちろんこれらの対応だけで子供の自立性などの評価はできないのであろうが、まあ診療していて「やりやすい」のである。診療していて話が進まない、診察が進まないというのが一番やりにくいのは事実である。
またやりにくい患児というか・・・幼児の場合で、診察を始めていろいろ親に質問しても「○○ちゃん、ちゃんと聞かれたことはきちんと自分で応えなさい、ハイ!」と子供にすべてを回答させようとする親御さんがいるのである。きちんとした症状など幼児に説明できるわけはない。にもかかわらず幼児の自立性の教育なのか幼児に回答を委ねてしまうのは、これは自立教育ではなくネグレクトである。
とにかく話がすすまない。もっともこのような場合は、付き添いが親御さんと言うよりも祖父母の場合が多い。特に付き添いだけのつもりで同道してきた祖父母の方は患児の症状など把握していない。祖父母に症状聴いても答えられず、苦しまぎれに患児に「自分でこたえなさい」と言ってしまうのだろう。
もちろんこれらの対応だけで子供の自立性などの評価はできないのであろうが、まあ診療していて「やりやすい」のである。診療していて話が進まない、診察が進まないというのが一番やりにくいのは事実である。
またやりにくい患児というか・・・幼児の場合で、診察を始めていろいろ親に質問しても「○○ちゃん、ちゃんと聞かれたことはきちんと自分で応えなさい、ハイ!」と子供にすべてを回答させようとする親御さんがいるのである。きちんとした症状など幼児に説明できるわけはない。にもかかわらず幼児の自立性の教育なのか幼児に回答を委ねてしまうのは、これは自立教育ではなくネグレクトである。
とにかく話がすすまない。もっともこのような場合は、付き添いが親御さんと言うよりも祖父母の場合が多い。特に付き添いだけのつもりで同道してきた祖父母の方は患児の症状など把握していない。祖父母に症状聴いても答えられず、苦しまぎれに患児に「自分でこたえなさい」と言ってしまうのだろう。