しかし結末はあっけなく訪れた。「ケアマネさんが勝手に患者にうちのクリニックで書いてもらうよう指示したのであって、別に患者さん自身はうちで意見書の記載を希望されているわけではないんですよ」といったら、相手は急にトーンダウンしたのである。
「・・・・あ、患者さん希望したわけではない・・そ、そうですか、それなら・・意見書は廃棄して下さって結構です」とやっと折れたのである。でも謝罪の言葉は一言もない。
普通は「ご迷惑おかけしました」とか言うだろうに。その言葉がないということは内心「何だ、言うことを聞かない面倒くさい医者だな」と思っているだろう。
しかしながら「患者がうちのクリニックを希望したわけではない」という患者の意向・・・これがモノを言ったようである(もちろんこれは事実である)。
つまり役所側は「本人が望んでいない」というキーワードに敏感なのである。どうも最近では区民からのクレーム対応なのか「区民が望んでいる、いない(区民主導で物事を進めている)」ということを重要視しているのかもしれない。
「・・・・あ、患者さん希望したわけではない・・そ、そうですか、それなら・・意見書は廃棄して下さって結構です」とやっと折れたのである。でも謝罪の言葉は一言もない。
普通は「ご迷惑おかけしました」とか言うだろうに。その言葉がないということは内心「何だ、言うことを聞かない面倒くさい医者だな」と思っているだろう。
しかしながら「患者がうちのクリニックを希望したわけではない」という患者の意向・・・これがモノを言ったようである(もちろんこれは事実である)。
つまり役所側は「本人が望んでいない」というキーワードに敏感なのである。どうも最近では区民からのクレーム対応なのか「区民が望んでいる、いない(区民主導で物事を進めている)」ということを重要視しているのかもしれない。