吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

巣鴨商店街、縁日“決行”で客が密集 批判相次ぎ謝罪「重く受け止めております」 その2

2020年04月13日 06時15分09秒 | 日記
■屋台業の苦境と精神的要因
 各屋台を運営するのは、商店街の各店ではなく、都内各地で屋台を開く東京街商協同組合。同組合に加盟している各屋台主に対し、組合は自粛を要請した。功を奏したのか、3月の縁日では多くの屋台主が自粛し、「人通りは少なかったです」(木崎さん)。
だが、政府が進めている、コロナ影響で経済打撃を受けた事業主などへの補償が実現しないことなどに、生活がかかった各屋台主は4日、開くことを決意。また、人々の精神的な要因も関係しているのではないか、と木崎さんは話す。
「外出自粛で行楽が奪われ、行き場を失った地元の人々。また、巣鴨の縁日はお参りに来る信者も多いですから、コロナ収束の気配を見せない現状だからこそ、『救われたい』と考えた人も出てきた。それが4日の縁日に大勢来てしまったのだと思います」
  
■今後の対策
 縁日が開催されると、報道やSNSなどにその時の様子が写り、批判が集まった。商店街のもとにも、5日19時時点で、メール60件、電話6件による苦情が相次いだという。
「『駅前で信者に対して、お参りに来るなと言えばいいじゃないか』『なんでやってるんだ!』といったご指摘も受けました。重く受け止めております。ですが、今の外出自粛と同じように、お参りに来る人に『来るな』と強制はできないわけですし、開いてしまった屋台の方にも『閉めろ!』と言えないのです。
 組合も、『4日は集まり過ぎた』と反省しております。商店街としては、組合に対し、今後の縁日での屋台自粛をより一層、呼びかけてまいります」