突然の配給制限 その１

　前から報道にてコロナワクチンの不足が言われていた。しかし、首相も河野大臣も「接種スピードを上げて・・・」なんて連呼しているもんだから、足りないけど末端まで必要量は届けられるものだとばかり思っていた。
　ところが一昨日、区のワクチンセンターよりついに配給制限のメールが来た。自分のクリニックでは、そんなに沢山接種しているわけではない。たかだか週に100人程度である。おそらくは個別接種している中では平均以下の接種数であろう。そんな少ない本数にもはるかに満たないバイアル数しか配給されなくなった。
　こうなればすでに頂いている予約をキャンセルするしかない。このキャンセルの電話はつらい。ただ断るだけではなく、なぜキャンセルさせていただくのかを個々に説明しなくてはならない。納得されない方がほとんどであろう。
　やはり個別接種における各医院の負担は並大抵ではない。