吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

熱海・土石流1100人態勢の捜索続く…安否不明者の氏名公表が二転三転した理由 その2

2021年07月28日 06時18分52秒 | 日記
 今回氏名を公表した理由は、静岡県や熱海市などは住民基本台帳をもとに不明者の確認を進めているが、熱海は別荘が多く、実際に被害を受けたのか、それとも連絡が取れないだけなのか、安否確認ができないことを理由に氏名、性別の公表を決めた。
全国知事会が6月、人名を公表する判断の参考となるガイドラインの案を出していた。 そこでは氏名公表のメリットとして、氏名を公表し、対象者が名乗り出て救助活動の効率化を図ることができ、効果的な活動が期待できるとしている。
 ただ一方で懸念点もある。 氏名公表にあたってはストーカー、DV被害者などの保護を指摘する声もあり、所在情報を隠す必要がある方を保護するために氏名公表の判断にあたっては本人の安全確保に配慮することが必要としている。 今回はしっかり配慮した上での氏名公表に至ったが、公表の判断は各自治体の裁量に委ねられているのが現状で判断が遅れないように基準を定めることが重要だとしている。