吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

業界関係者ネタ その1

2011年11月29日 06時51分17秒 | インポート

 午前中外来に来た18歳の風邪の患者さんであるが、帰宅し処方した風邪薬と抗菌薬を服用して約5時間後に呼吸苦を訴えた。患者さんには小児喘息の既往があるが、すでに十数年以上加療なしで発作は出ていない。家人からの電話では「息を吸うのが苦しいといっている。咳、鼻水はなく熱は36.8℃で意識はしっかりして会話は正常、独歩可能」だそうである。電話は母親からのものであり本人は電話口にはいない。直接の様子は不明なので判断に窮する。さて今後どうしたらよいかという母親の電話であるが、まさに目隠しされて目の前のカードを言い当てるようなものである。このような電話が一番困るのである。電話再診料は特に高くしてもらわないとやってられない。選択肢は、1.安静にして救急車を呼び救急病院へ行くよう指示する  2.診療所まで車でこさせる  3.そのまま自宅で様子を見る  さて、どれが適当か?


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