先だって自転車で転倒し上口唇をぶつけ、唇がぐしゃぐしゃにつぶれて皮1枚でかろうじてくっついていた患者さんがこられた。途方にくれたが外来の他の患者さんを待たせながら、さて縫合をはじめた。途中何度か困ったすえにようやく終了。努力のかいあってか10日後にはほとんど綺麗に仕上がって抜糸ができた。とても感謝された。また他の患者さんでは胸苦しいとのことで夜間に往診した。発作性頻脈のようで往診時には治まっていた。発作時の頓服のみ処方した。この方にもいたく感謝された。別に特別のことをしたわけではない。ごく普通のことをやって感謝されるのは何かこそばゆい感じがする。同じことをしても感謝される場合と逆に恨まれることもあるのでこの職業は難しい。
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