吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

「診察代返せ」と病院に4時間居座り、「陽性取り下げて」の訴えも…コロナ陽性者の不当な要求でクリニック苦悩 その1

2021年09月10日 06時16分58秒 | 日記
8/27(金) 11:51配信 FNNプライムオンライン
「完全に脅迫です」男性患者への対応で診察ストップ
 都内にある「目黒の大鳥神社前クリニック」の防犯カメラが捉えた。
 受付で何かを訴え、居座る患者の男性。「陽性だったらお金がかからないはずなのに、なぜ支払わなければいけないんですか?」と。 院長曰く「クレームなんですよ。業務妨害されている状況なんです。ちょっと恐怖も感じております。 自分は“コロナ陽性”だったから医療費がかからないはずなんだと。なのに負担があったのはおかしいということを言い出して、「PCR検査はお金がかからないんだけども、診察料とかは発生したんです」と言ったら、「そんな説明は聞いていなかった」と。
 北村院長によると、その患者は50代の男性。7月中旬ごろ、微熱とせきの症状を訴えて来院し、PCR検査や診察を受けた。その方には「他の病気の可能性もありますし、仮に新型コロナだった場合に重症化するということから、採血かレントゲンやっておきませんか? 保険でできますので」と言ったところ「自分は糖尿病もあるのでぜひお願いしたい」ということだった。


かかりつけ

2021年09月09日 06時19分39秒 | 日記
 一昨日、河野ワクチン担当大臣の談話である。「ひろく希望する人に行き渡るよう、開業医でかかりつけ患者に限らず、みんなに打ってほしい」とのこと。
 当院ではワクチンが欠乏してからは区の意向により他区民のかたには接種していない。また、自院ホームページでは「当院かかりつけ患者さんのみ」と確かに掲示してはいるが、かかりつけ患者さんでなくとも日程の都合の合う区民の方には結局だれにでも打っている。
 接種予約を受けた後に過去カルテを参照してみると数年以上前に「1回だけ風邪で来院した」という患者さんでも「自分はかかりつけ患者」として予約をいれてくる。まあそれでももちろん構わない。
 しかしながら行政の文書などにも「かかりつけ」という文言が盛んに使われるが、「かかりつけ患者」「かかりつけ医」の定義がないのである。5年前に1度だけ来院されただけでもご自身は「かかりつけ患者だ」と言う方もいるし、月に1回定期的に診察・投薬を受けている方でないと「かかりつけ」と認めないDr.もいらっしゃる。皆それぞれ解釈が違うのだから統一しない限り、この文言の使用は中止したほうが良い。

学校行事

2021年09月08日 06時25分40秒 | 日記
 9月になって開業医へのワクチン供給がほとんど来なくなったせいもあるかもしれないが、あまり高校生の年代の接種がすすんでいないようである。親からの問い合わせは多いのであるが「あ~その日は学校の○○(行事)があるのでだめです」といろいろ日時の制約で断られることが多いのである。
 しかしである。今は平時ではなく有事である。優先されるはワクチン接種であり学校行事ではない。ワクチン接種が遅れて校内でクラスター発生したらどうするのだろうか? 学校関係者も行事ではなく接種を最優先にするという指導が何故できないのであろうか? 
 「大変だ大変だ」と市民が騒いでいる割に有事であるという覚悟がない。テロリストが街中で機関銃を打ちまくっていれば有事だと思うだろうが、それと同じ状況なのである。

首相退陣

2021年09月07日 06時14分02秒 | 日記
 菅さんが退陣表明をした。コロナの件で前首相の安倍さんが総理の椅子を退いてしまい、一番大変な時期で菅さんは総理を引き受けざるを得なかったのである。むしろ菅さんが火中の栗を拾わされた感じであった。たぶん菅さんは歴代最高のNO2ではあったが、たぶん総理にはなりたくなかったんじゃないかなと思う。
「何もしていない」って言われたけど、いろいろな政策を遂行した。ただ発信力が足りなかっただけである。発信力とは結局、政治家が自身の手柄を発表するようなものである。もう少し吹聴してもよかった。
ただ入院ベッドは野戦病院でもいいので臨時医療施設を作って増やしてほしかった。これは今でも出遅れていると思っている。
でもまあこの時期多分誰が総理をしても同じであろう。菅さんはもともと1期だけのつもりだったかもしれない。お疲れ様と言ってあげたい。

電動スケーターで危険運転疑い 初適用、23歳女性書類送検 警視庁 その2

2021年09月06日 06時14分10秒 | 日記
 全国初の・・とか言っているが、とにかく取り締まりが遅い。すでにこのスケーターは原動機付自転車なので免許は必要だしナンバープレートも必要なのである。
 警察官ならそんなこと詳しいにもかかわらず、プレートのない電動スケーターが歩道を走り、まるで自転車が信号無視しているのと同じように、これら違反を看過してきたのである。
 素人の自分が見ても「あれ違法走行でしょ?」と思う現場は何度も見かけてきた。警察はこの違反を見て見ぬふりをしていたようだ。あれだけ目立つ乗り物なのに呼び止めて職質している現場など見たことはない。
 そりゃ自転車のながらスマホなどの違法走行すら取り締まらないのだから、推して知るべしだろう。
 とにかく警察が取り締まらないので、道交法しらない無免許運転者など違法行為だと思うわけはない。

電動スケーターで危険運転疑い 初適用、23歳女性書類送検 警視庁 その1

2021年09月04日 06時46分54秒 | 日記
8/26(木) 12:12配信 JIJI. COM
 無免許で電動キックスケーターを運転し、赤信号を無視して人身事故を起こしたとして、警視庁交通捜査課は26日、自動車運転処罰法違反(無免許危険運転致傷)などの疑いで飲食店従業員の女性(23)=東京都新宿区=を書類送検した。電動キックスケーターの事故に危険運転致傷容疑を適用するのは全国初とみられる。
 送検容疑は6月2日午後7時10分ごろ、新宿区内の路上で電動キックスケーターを無免許運転し、赤信号で交差点に進入。横から来たタクシーと衝突し、タクシーの乗客に約10日間のけがをさせるなどした疑い。女性自身も右手の骨を折るけがをした。 

母子手帳は「親子手帳」じゃだめ? 父親たちの問題提起 その3

2021年09月03日 06時18分38秒 | 日記
 今までは、女性側からの差別是正の意見だったが、今回は男性からの呼称修正が言われ始めたのである。まあ大昔は「男子厨房に入るべからず」だったが、今では男も料理は当たり前で、育児にも参加するのは不思議なことでもない。それでこの母子手帳の呼称廃止の提案であるが、どうでもいいと思う。「母子手帳」という名称を見て男が育児に参加しちゃいけないってこともないし、その名称を見ると育児のモチベーションが下がるわけでもない。でももともと育児に参加したくない父親ならば、この呼称みるとモチベーションは下がるかもしれない。
 昔、自分が初めて自分の「母子手帳」を見たときは「ああ俺は、家族や子供が路頭に迷うことのないよう、もっと仕事も育児も頑張らなきゃいかんのだ」というやる気がでたのを覚えている。「母子手帳」という言葉は逆にやる気が出た。
 自分は「親子手帳」なんて言われてもピンとこないし責任感も湧いてこない。人それぞれだと思うのだが。

母子手帳は「親子手帳」じゃだめ? 父親たちの問題提起 その2

2021年09月02日 06時01分52秒 | 日記
 最近では、いわゆる性差別的文言是正の意見は男性側からも出てくるようである。
 ところで大昔の話である。自分の小学校時代の女性担任は、当時当たり前のように使われていた「父兄会」という言葉を絶対に使わなかった。我々生徒に対しても「父母会といいなさい」と強要した。他のクラスは全部父兄会だが、うちのクラスだけは「父母会」だったのである。その女性担任から「男尊女卑の言葉は使ってはいけません」と言われた。別に小学生の自分には女性蔑視などという気持ちもないし、使っちゃいけないって言われれば「ああそういうものなの」程度だった。
 今考えると、当時は男尊女卑の時代だったのだろう。その中で、担任は女性教師という立場でずいぶん奮闘していたのかもしれない。でも何となくこのような場合だけ、やけに興奮した強いトーンで「父母会と言いなさい」と言われると、当時何も知らない自分にはこの文言には特別な意味があるのか?と不思議に思った。
 とにかくうちのクラスだけ呼び名が違うことに何となく違和感を覚えていたものである。

母子手帳は「親子手帳」じゃだめ? 父親たちの問題提起 その1

2021年09月01日 06時58分51秒 | 日記
7/13(火) 10:00配信 朝日新聞 DIGITAL
って、育児に関係ないと思われているのかな……。  3歳の長男を育てるさいたま市議の三神尊志(たかし)さん(40)は、役所で妻と妊娠届を出して母子手帳をもらった時、「母子」の言葉が気になった。産院では息子は「三神ママの赤ちゃん」と呼ばれ、産前産後の手続きのための書類には、母と子の名前の記入欄しかないものもあった。
 父親として一緒に子育てに関わりたいと思っていたが、「母だけが妊娠・出産、子育ての主体であるかのような社会の認識」を突きつけられたように感じた。母子手帳に代わる名称がないか調べると、「親子手帳」と呼んでいるところがあることがわかった。 2001年に岡山市が全国に先駆けて採用し、愛知県小牧市、那覇市、福島県いわき市などが採り入れている。「母子(親子)手帳」「親子(母子)手帳」など表記は様々だ。三神議員は、同じ会派の市議に相談したところ「そういう視点は大事だよね」と賛同を得られ、議会で提案することを決めた。
 「母子手帳を、親子手帳に変更してはどうか」  6月下旬、三神議員は市議会保健福祉委員会で質問。他の議員も大きくうなずいていたという。西田道弘保健所長は「母親だけでなく、父親や家族を含めて活用する視点を持ち、いずれも併記する方向で調整する」と答弁。来年4月から配る母子手帳の表記について、これから検討する方針だ。
 ツイッターでこの経緯をつぶやくと、他の自治体の議員から「議会で取り上げたい」「良い取り組み」などの声が寄せられた。一方で、「母子の健康管理や、つながりを大切にするべきだ」と反対の意見もあった。三神議員は「母子の健康を管理するという役割自体は大切だと思っている」としたうえで、「『親子』であれば、母だけでなくいろんな家族を含む。社会状況が変わる中で、名称も時代に合わせていく必要がある」と訴える。