吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

TVインタビュー その2

2021年09月24日 06時10分07秒 | 日記
 やはり新たなるワクチンなのでいろいろな副反応が想定される。しかしすでに海外での治験で明らかになっている情報である。それを大げさにメディが喧伝したのがまずかった。国民を不安にさせたのである。そういうとメディアは必要な情報をきちんと届けたのであると言って反省しないだろうが、結果的に世の中に対して「ワクチン怖い」を定着させたのである。そうでないのであればその後「恐れないでください」とか訂正してもよさそうであるがそれすらない。
 また優先接種で今年3月ごろの早期に某国立病院の院長が打った。その時、医療従事者にも拘らず「まずは私が意を決して接種を受けます」などと断頭台に連れていかれるようなコメントをした。もう情けないの一言である。いかにも恐ろしいことを自分が身を挺して先に受けるみたいな発言である。医療従事者であれば「申し訳ありません、我々がコロナ診療に安全に従事できるように最初に打たせてもらいます」とか言うべきであった。
 国立病院の院長たるものが、医療を知らない素人と同じこと言われちゃ市民だって不安になる。