吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

「診察代返せ」と病院に4時間居座り、「陽性取り下げて」の訴えも…コロナ陽性者の不当な要求でクリニック苦悩 その2

2021年09月11日 05時53分20秒 | 日記
 その時は診察料を支払って帰宅。翌日、陽性が判明したため、男性に電話で伝えます。すると数日後、自宅療養を終えた男性が、診察料の全額返済を求め、クリニックに乗り込んできたというのです。
 北村直人院長: こちらは脅迫としか感じてません。刃物とかを持っていないだけで完全に脅迫です。 定められた機関で行われたPCR検査の費用はかからない一方で、診料などの自己負担分は患者の負担になることが定められています。
 しかし、男性は「全額返済しなければ帰らない」と主張。この対応で診察は数時間もストップ。 待合室は予約で訪れた人たちで溢れ、外で待機する人も。中には診察を諦めて帰った人もいた。 男性が居座ること約4時間。院長は警察に通報しますが「金銭トラブルなので警察は関与できない」と説明された。 北村院長は診察をこれ以上止めないため、やむを得ず全額を返金したと。