一昨日、河野ワクチン担当大臣の談話である。「ひろく希望する人に行き渡るよう、開業医でかかりつけ患者に限らず、みんなに打ってほしい」とのこと。
当院ではワクチンが欠乏してからは区の意向により他区民のかたには接種していない。また、自院ホームページでは「当院かかりつけ患者さんのみ」と確かに掲示してはいるが、かかりつけ患者さんでなくとも日程の都合の合う区民の方には結局だれにでも打っている。
接種予約を受けた後に過去カルテを参照してみると数年以上前に「1回だけ風邪で来院した」という患者さんでも「自分はかかりつけ患者」として予約をいれてくる。まあそれでももちろん構わない。
しかしながら行政の文書などにも「かかりつけ」という文言が盛んに使われるが、「かかりつけ患者」「かかりつけ医」の定義がないのである。5年前に1度だけ来院されただけでもご自身は「かかりつけ患者だ」と言う方もいるし、月に1回定期的に診察・投薬を受けている方でないと「かかりつけ」と認めないDr.もいらっしゃる。皆それぞれ解釈が違うのだから統一しない限り、この文言の使用は中止したほうが良い。
当院ではワクチンが欠乏してからは区の意向により他区民のかたには接種していない。また、自院ホームページでは「当院かかりつけ患者さんのみ」と確かに掲示してはいるが、かかりつけ患者さんでなくとも日程の都合の合う区民の方には結局だれにでも打っている。
接種予約を受けた後に過去カルテを参照してみると数年以上前に「1回だけ風邪で来院した」という患者さんでも「自分はかかりつけ患者」として予約をいれてくる。まあそれでももちろん構わない。
しかしながら行政の文書などにも「かかりつけ」という文言が盛んに使われるが、「かかりつけ患者」「かかりつけ医」の定義がないのである。5年前に1度だけ来院されただけでもご自身は「かかりつけ患者だ」と言う方もいるし、月に1回定期的に診察・投薬を受けている方でないと「かかりつけ」と認めないDr.もいらっしゃる。皆それぞれ解釈が違うのだから統一しない限り、この文言の使用は中止したほうが良い。