
日曜日、半分仕事がらみ(ということは後の半分は遊び)で、秋の若狭湾へ。
前日の荒れ模様とはうってかわって晴天。だが、その余波で波は高かった。
帰途、「沖の石」が望見できる地点にさしかかる。
この沖の石は、百人一首にある、二条院讃岐の下記の歌の題材とされている。
折からの大潮で、歌の主旨とは違い、はっきりそれと見て取れたのだが、遠方過ぎて、私のデジカメではそれと捉えることはできなかった。

この水平線あたりに沖の石が・・
*二条院讃岐の歌
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の
人こそ知らねかわく間もなし
<歌意>私の袖は潮が引いても見えない沖の石のように人は知らないでしょうが、涙に濡れて乾く時がないのです(むろん、恋の歌です)。
<今週の川柳もどき> 07.10.29
防衛はまず喚問を突破から
(防衛省不祥事続発)
取り敢えず白黒つけた碁盤上
(与謝野氏・小沢氏囲碁対決)
産み月をたらい回しじゃ子は増えず
(受け入れ施設の70%がしていた)
時移り女性がリードするタンゴ
(アルゼンチンに女性大統領)
一万語増えてメタボな広辞苑
(ニート、メタボなどカタカナ語増加)
線路上痴漢は逃げるヘリ落ちる
(JR品川と南海電鉄)
吉兆が問われる偽装またひとつ
(高級料亭吉兆の子会社でも)
悪ふざけを電波に晒すバラエティ
(番組過剰化)
駅前で耳を垂れてるNOVAウサギ