前回の分水嶺公園の続きです。そこから車で数分もかからないところに「花の駅 ひるがの高原コキアパーク」があり、そこへも行ってきました。
「コキア」って知ってる人は知っていますよね。知らない人は知らないでしょうが(当たり前だ)、読み続けていただければちゃんと種明かしをします。

やや逆光気味だが大日岳
まずこの場所なのですが、実はひるがの高原のスキー場なのです。
そのスキーのオフシーズンに開いているのがこのコキアパークで、リフトやマイクロバスでスキー場の山頂付近へ運んでくれ、そこからの眺望を楽しみ、下りながら途中のお花畑などを楽しむことがきます。

スキー場を取り巻くススキの海
山頂の眺めは素晴らしく、すぐ西の大日岳からさらには加賀の白山を望むことができます。ここは奥美濃のどん詰り、飛騨や越中、加賀の山々も見渡せる絶景ポイントなのです。

北西の眺望 左上方の高い山は白山
ところでそのお花畑ですが、様々な花がまさに百花繚乱と咲き乱れる中、異様な形態の植物群があります。それが当の「コキア」なのです。
広いスキー場ではありますが、そこに三万本のコキアがあるといったらまさに壮観ですね。


これがまさに紅葉し始めたコキアです。
一本一本はご覧になったことがあるでしょうが、これだけまとまるとかえって分かりにくいかも知れませんね。
ここから下ったところにそれらを干したものがありました。


もうお分かりですね。そうなのです、いわゆるホウキグサでそのラテン名が「コキア」なのです。
若い人にはなぜホウキグサかわからないかも知れません。
この一年生の草、実際に乾燥させてほうきとして使ったのです。
私が田舎にいた頃も、屋敷内にニ、三本は植えられていて、それを乾燥させてほうきとして実際に使用したものでした。

なおこのホウキグサの実は、秋田名物の「とんぶり」としても知られ、そのプチプチした食感から「和製キャビア」などと言われたりもします。

しかし、この空間、コキアにこだわることなく、高原の風光と空気を満喫するにふさわしい場所です。
スキー場を取り囲むススキが山肌をなでる風になびくさまも素敵で、下界での下世話な煩悩など吹き飛ばしてくれるロケーションです。
爽快な秋の気配を体いっぱいに浴びてきました。
しかし、あと一ヶ月半もすると、ここは雪に閉ざされ、その雪の上をスキーヤーやスノーボーダーが舞う季節になるのです。
*その他の写真は下記に。


「コキア」って知ってる人は知っていますよね。知らない人は知らないでしょうが(当たり前だ)、読み続けていただければちゃんと種明かしをします。

やや逆光気味だが大日岳
まずこの場所なのですが、実はひるがの高原のスキー場なのです。
そのスキーのオフシーズンに開いているのがこのコキアパークで、リフトやマイクロバスでスキー場の山頂付近へ運んでくれ、そこからの眺望を楽しみ、下りながら途中のお花畑などを楽しむことがきます。

スキー場を取り巻くススキの海
山頂の眺めは素晴らしく、すぐ西の大日岳からさらには加賀の白山を望むことができます。ここは奥美濃のどん詰り、飛騨や越中、加賀の山々も見渡せる絶景ポイントなのです。

北西の眺望 左上方の高い山は白山
ところでそのお花畑ですが、様々な花がまさに百花繚乱と咲き乱れる中、異様な形態の植物群があります。それが当の「コキア」なのです。
広いスキー場ではありますが、そこに三万本のコキアがあるといったらまさに壮観ですね。


これがまさに紅葉し始めたコキアです。
一本一本はご覧になったことがあるでしょうが、これだけまとまるとかえって分かりにくいかも知れませんね。
ここから下ったところにそれらを干したものがありました。


もうお分かりですね。そうなのです、いわゆるホウキグサでそのラテン名が「コキア」なのです。
若い人にはなぜホウキグサかわからないかも知れません。
この一年生の草、実際に乾燥させてほうきとして使ったのです。
私が田舎にいた頃も、屋敷内にニ、三本は植えられていて、それを乾燥させてほうきとして実際に使用したものでした。

なおこのホウキグサの実は、秋田名物の「とんぶり」としても知られ、そのプチプチした食感から「和製キャビア」などと言われたりもします。

しかし、この空間、コキアにこだわることなく、高原の風光と空気を満喫するにふさわしい場所です。
スキー場を取り囲むススキが山肌をなでる風になびくさまも素敵で、下界での下世話な煩悩など吹き飛ばしてくれるロケーションです。
爽快な秋の気配を体いっぱいに浴びてきました。
しかし、あと一ヶ月半もすると、ここは雪に閉ざされ、その雪の上をスキーヤーやスノーボーダーが舞う季節になるのです。
*その他の写真は下記に。



