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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

この格差はひどい ! といっても経済的な話ではないが・・・

2014-08-04 16:48:04 | よしなしごと
 梅雨の間にも、そして梅雨が明けてからも、台風だの何だので各地で豪雨による災害が続いている。沖縄や奄美諸島はもちろん、九州、四国でもひどいようだし、東北の秋田などでも被害が出ているところがあるという。
 先にはおとなりの三重県の尾鷲などで信じられないほど降ったようだし、東隣の長野県でも奈良井宿の土石流で今も中央線が不通になっている。

        

 なのにである。私の住む岐阜県では、梅雨のはじめ以来雨らしい雨も降らず、私の記憶では一日通しの雨はわずか一日、雷雨の襲来も二度ほどしかない。いわゆる完全なカラ梅雨であった。
 その後も、明日は雨との天気予報で、植木に水などやらないでおくと結局は降らなかったり、邪魔だなと思いながら傘を持ってでても役に立たなかったり、そんなことの繰り返しなのである。
 どういうわけか、この地方だけ雨が避けているような気がしてならない。

        

 確かに降りそうにはなるのである。空はどんより垂れ込めて、いつ降ってもおかしくはないのにそのままんまで、ちょっと降りだして、おっ来たと傘を取り出したらその間に止んでしまうといったこともあった。
 それはいいことじゃないかと思われるかも知れないがやはり私としては災害で苦しんでいる人たちと比べてこの格差はひどいのではないかと思ってしまうのだ。

           

 どうやら、高気圧だの低気圧だの前線だのが絡んだ気象条件のなせる技のようだが、それにしてもそんなの無視してガラガラポンと一緒くたにした上で、全国均一に降らすことは出来ないものか。そうすれば、局地的に被害が出ることはあるまい。
 ようするに雨降りをシェアーするのである。

        

 かつて、台風を途中で撃退するために、その目のなかで水爆を爆発させたらとかなりまじめに考えたのがいるようだが、それが温帯性低気圧に変わったとして、それと一緒に訪れる放射能をたっぷり含んだ風雨のことはどうするつもりだったのだろう。
 まさか、どこかの国の水爆は「キレイ」なのだと本気で信じたわけではあるまい。

        

 そんな荒業はともかく、今のこの気象上の格差は何とかならないだろうか。
 例えば前線の端をちょいと摘んです~っと移動させ、日本列島に穏やかな雨を均等に降らせるとか、福祉を削減して企業減税をするアベノミクスなどよりこちらのプロジェクトほうがよほど生産的だろうと思う。

 え?そのプロジェクトの名前ですか?
 そりゃ、あんた、「アメノミクス」。


コメント
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