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寒暖が抑え急かせる梅桜(川柳) わが家のそれを昨年と比較する

2025-03-03 02:02:37 | 花便り&花をめぐって

 今年の冬は寒い。ここしばらく緩んだかと思ったら桃の節句は関東平野も雪だという予報、寒さがぶり返す模様だ。

 人間は、そうした自然の変化に逆らってその衣服を変え、エアコンを使ったりするが、野生の自然はその変化に忠実に従う。だから、梅祭りに行ったが梅があまり咲いていなかったといって梅を責めるわけにはゆかない。

 では、暖かかった昨年の冬と、寒かった今年とではどのくらい違うのかをわが家の鉢植えの紅梅と早咲きの桜ん坊の生る桜(ソメイヨシノではない)とで比べてみよう。
 データは私の写真帳からである。

 まず最初は、昨年2月7日の梅と桜の蕾である。梅はほころび寸前である。

     
         
 
 そして昨2月10日、梅の開花が始まった。
                      

 1週間後の2月17日にはほぼ満開状態になった。

      

 一方、桜の方も昨2月24日には開花寸前になり、残念ながら開花日の記録はないが、2月29日には八分咲き状態で、3月3日にはもう満開といってよかった。

      
     
     

 では、今年はどうであろうか。
 以下が、3月2日の梅と桜の状態で、両者ともにまだ開花は見ていない。

         
     
 
 上に書いたように、3日からまた寒さがぶり返すということだから、さらに開花が遅れるだろう。梅についていうと、昨年より20日以上遅れていることになる。

 なお、例年、桜は咲き始めると早いので、ひょっとしたら、桜のほうが梅を追い越して先に開花するするかも知れない。
 だとすれば、この両者と何十年も付き合ってきたが、初めてのこととなる。
 私も驚くが、この梅の小鉢を残し、31年前に逝ってしまった亡父があの世でひっくり返って驚くことだろう。
コメント
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