7年前、安倍大先生は国連で演説を行った。総会ではないこの種の演説は出欠は自由で、演者の重要性や人気によって聴衆の数はまちまちだ。
われらが安倍先生の場合には、さすがに世界の賢人といわれるだけあって、その聴衆は議場に入れきれないほどの大盛況、世界の要人たちがメモをとってその演説を聴き、要所要所では賛同の大拍手が鳴り止まず、しばしば話が中断されるほどだった。
そして演説が終わった折には、「ブラボー」の声が一斉に起こり、参加者全員のスタンディングオーベーション。拍手の波は一時間余も続き、この世界の偉人の高邁な演説を讃えたという。
その折の写真を掲載しようと思ったのだが、ヒットしたのは上の写真のみ。観衆はざっと30人ほどしかいない。ロイター通信の写真だが、きっとこれはなにかの間違いだと思う。
私が国葬に疑問をもつのは、安倍大先生の業績は、周知のように世界規模、地球規模のものだから、この葬儀を日本が独占することは許されないのではないか。
世界葬、国連葬を挙行し、全世界77億の人たちがすべからく喪に服すべきではないか。
嗚呼!安倍大先生!