六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

グロテスクな花筏と8%初体験

2014-04-03 02:04:41 | 日記
 前日の夜からいろいろあって、気が滅入っていた。
 午後4時ぐらいから外へ出て歩くことにする。
 昨日書いた「マイお花見ロード」を再訪した。

          
 
 「世の中はみっか見ぬ間の桜かな」という川柳があるが、三日どころ一日でかなりの変貌があって、昨日チラホラと散り始めていたのが今日はチリホリヒラハラパラピロパと散っていて、あちこちに花筏の予備軍ができ始めていた。

  
                

 そのなかに一箇所、何かで川がせき止められたのか、次々に押し寄せる花びらたちが押し合いへし合い、ゆるやかに流れる花筏というより、国境付近に避難した難民の群れを思いおこさせるような花びらの集積があった。
 これだけ密集してしまうと、もう風雅を通り越して何やらすさまじいものがある。

          

 桜並木からはずれて、さらに今まで殆ど歩いたことのない道を選んで歩き続けた結果、自分の位置関係がよく分からなくなってしまった。ようするに徘徊老人だ。
 しかし、生来、方向感覚はいい方なので、こちらの方だろうと見当をつけて歩いて行ったら、この外出の唯一の確たる目的地であるスーパーの裏手にちゃんと出ることができた。

 買い物を済ませてレシートを見たら、やはり外税で8%が表示されていた。
 昨日は何も買わなかったので、8%初体験だ。

          

 日が長くなってやっと傾き始めた夕日をめがけて歩く。
 近くの駐車場で会社の引け時の若い女性たちが三人、何やら懸命に話し込んでいる。
 ここしばらく、あんなふうに人の言葉が終わるのを待ちかねるように話し込んだことがない。ちょっと羨ましい気がした。
 
 明日は、雨が降らなかったら、私だけが(?)知っている穴場へ土筆をとりにゆこう。
 おっと、その前に4月から町内の班長になったので、回覧板を回したり広報を配る仕事をしなければならない。
コメント (2)
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今年のマイお花見ロード

2014-04-01 01:15:46 | 写真とおしゃべり
 毎年書いていますが、私の家から徒歩数分のところに、川を挟んだ数百メートルの桜の並木があります。
 毎年、とてもあでやかな花をつけ、一挙に「春だっ!」という景観を繰り広げるのですが、ロケーションが良くないせいか、他所から訪れる人はまずありません。
 2、3年前までは近くにスーパーがあり、その行き帰りのひとも花を愛でながら通ったのですが、そのスーパーが引っ越してから一層、ヴィジターは少なくなりました。

 犬の散歩か私のようなものずきがほんとに三々五々訪れるのみです。
 もっともこの道、花のない時期でも水辺を歩くことができるということで私の好きな道で、しかも郵便局へ出かける折の通り道なのです。
 
 余分な人影がないということは写真を撮るには好都合です。
 好きなアングルから好きな様に撮れます。
 その割には大したものはありませんが。
 それでもまあ、みてやってください。


   
               
   
               
   
               
   
               
                  
               
   
               
                  
               
   
               
   
               
 
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