牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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「吸う」?「のむ(喫む)」? タバコとお酒の常習者はどちらが多い?

2017-03-03 12:01:10 | 附属酒類経済研究所
                            
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さてさて、上でも触れた会合で話題になったのは、新川大神宮の半径25mを禁煙にするかどうかですが、世の中はもっと進んでいるようです。



昨日の日経




違反喫煙者に過料30万円 厚労省が規制強化案
~飲食店は原則禁煙~


 厚生労働省は1日、東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙対策の新たな規制強化案を公表した。飲食店は原則禁煙とし、例外として喫煙できるのは小規模なスナック、バーなどに限定。違反した喫煙者が行政指導に従わない場合、30万円以下の過料を科す。飲食業界のほか自民党内でも分煙を推進すべきだとの意見が根強く、調整は難航する可能性がある。
(中略)
 焦点だった飲食店は、屋外のテラス席も含め禁煙とするが、喫煙室の設置は認める。居酒屋や焼鳥屋などについて、小規模店での喫煙を認めることも検討したが、家族連れや外国人観光客の利用を想定し、受動喫煙対策を徹底する。
 一方、例外として小規模なバーやスナックなどでは、「受動喫煙が生じうる」との掲示や換気を条件に喫煙を認める。面積が約30平方メートル以下の店が候補で、法案成立後に政令で定める。ホテルの客室や老人福祉施設の個室なども喫煙は可能だ。
(以下略)


このニュース、日経以外にもネットで各メディアが取り上げていますが、マスコミは総じて「厳しいことを言っている」「反対もあるだろう」と、世論を二分するかのような論調です。

でも、確か、喫煙者の割合って半分以下というか、絶滅危惧種くらい、という印象もある。

先般記事にした飲酒禁止に比べたら、楽勝で賛成が多いのでは、、、、、、


と、実証する升本総本店ですから、データを調べてみましょう。


この辺りのデータ、今は主に内閣府で扱っているということを先般ご紹介しました。
(その時は飲酒者割合男性84%、女性63%と、日本国憲法が改正できるレベルでした)



今回も、飲酒と喫煙、誂えたかのようなデータが内閣府にありました。


こちら


喫煙率と飲酒率の推移、です。

なんと! 両者(喫煙、飲酒)の率は、男性で3割強、女性で1割弱で、それぞれでほぼ同程度なんですね。

あれれ、上で書いた、昔拾った飲酒率とずいぶん数字が違いますね。定義を確認してみましょう。

なるほど。

ここで言う「喫煙率」は、たばこを「毎日吸っている」「時々吸う日がある」とする者の割合。


そして、飲酒率は、週に3回以上、清酒換算で1日当たり1合以上飲酒する者の割合。これは、厚労省の言っている「飲酒習慣者率」ですね。
(さっきの男性84%というのが厚労省の「飲酒率」)


煙草にせよ飲酒にせよ、「常習的・習慣的に嗜む」という視点では、この内閣府の数字の取り方が適当だとは思いますが、喫煙と飲酒がほぼ同程度、とはちょっと驚きました。

偶然の一致かもしれませんが、何か意味があるのかも。

結局これって、心が弱い人の割合なのかしら。
(心の弱い私はお酒の3割です、、、、たばこの3割には入っていませんが、、、、)


しかし、内閣府の定義文、たばこを「吸う」とありましたが、たばこって「のむ(喫む)」ような気もするのですが、、、、、お役所(文科省?)的には「吸う」なんでしょうか。。。。。


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