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昨日も一昨日も、その前の日も、日経から拾ったネタ。
昨日や一昨日は禁酒関連、その前の日は酒樽でしたが、今日は日曜だし、両者の文化的合わせ技といきましょう。
なんのこっちゃ?ですが、、、、、
こちら

これ、何?という人が多いかもしれませんが、「絵馬かがみ」という本からとったもの。
「絵馬かがみ」は「絵馬鑑」で、要は願い事と書いて神社などに奉納する「絵馬」の「図鑑」です。
特に昔はそれぞれの人がそれぞれの願い事に特注の絵馬を奉納していて、その面白い絵馬を模写してまとめたものが図鑑として発行されていたのです。
(これは大正年間のもの)
で、この絵馬の図案は酒樽と塔?という変わったものですが、「絵馬かがみ」に記されている説明によれば、こうです。
まず、これが奉納されている場所は神社ではなく、一心寺というお寺の、しかもお墓。
このお墓は「本多氏」のもので、そこに葬られている本多某さん、すこぶる酒癖が悪い人だったようです。
ある時、一世一代の大事な戦があったのですがそれを酒で逸し(要は二日酔いで行けなかった?)、怒った父親が切腹を命じたそうです。
そして本当に切腹したか、その覚悟で戦で討ち死にしたか、という死に際に悔い改め「酒は悪い、己は酒の死霊となる」と言い残したそうです。
以来、このお墓に禁酒、節酒の願かけに絵馬を奉納する人(本人ではなく、家族とか)が絶えないそうです。
(願掛けをすると(されると)「不思議と酒が進まなくなる」そうです)
掲げた絵馬には「三十三歳 男」とありますから、その男の奥さんとかお母さんとか妹とかが奉納したのでしょう。
他の図案としては、この塔に合掌している女(男)がいるものや、酒樽に鍵がかかっているものなどあるそうです。
◆
これ、案外需要あるかも、と思って調べてみたら、このお墓に葬られている本多出雲守、現在でも酒封じの神として活躍中らしい。
一心寺のホームページにも「お酒に苦しむ当人や家族の多数参拝するところとなり、酒弊の除滅に信を得ています」とあります。
※ここでのいわれは、「絵馬かがみ」の説明と微妙に違っていますが、まあ結論は一緒。
ちなみに現在はシャモジのようですね。
祈願用シャモジ(冥加料=1本300円)をお求めの上、墓所壁面に奉納してお参りください。
知らない間に家人に奉納されてたりしたら、、、、、、困るなぁ。
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