牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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コンビニではありません。酒類業界もCSV!ですよ。

2017-06-03 15:01:19 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日、とある会で若い人達と話していて食品業界の話題になった際、「CSV」という単語が飛び交いだしました。



最初はコンビニエンスストアのことかな?と思って聞いていたのですが、どうも違う。

と、いうか、良く考えてみると、コンビニはCVSです。





CVSではなく、CSV。

ひょっとしてエクセルとかで出てくる、CSVファイルのことでしょうか?




キリンビールがCSVで、ビールの商品表示云々、とか言っていますが、さすがにそれがCSVファイルと関係があるとは思えない。



逃げるは恥だが役に立つ、ではなくて、ここは聞くは一時の恥、聞いてみました!


CSVというのは、Creating Shared Valueの略で、「共通価値の創造」と訳されるらしい。


ふーん。



説明してくれた彼によれば、誤解を恐れずに言うと、従来の「地球に良いことしよう」「世界の貧しい人々に支援を」といったCSR活動をもっと積極的・戦略的に進め、「それをやりながらちゃんと儲けよう!」というもののようです。


キリンビールさんのホームページを見ると、ちゃんと専用ページになっていた。





で、実際の取り組み(コミットメント)を見ると、こんな感じでした(一部です)。

・地域の課題に応じて、アルコールの有害な摂取の根絶に向けて取り組みます。

・酒類のカテゴリーごとに、ノンアルコール・低アルコール商品の開発や認知向上に努めます。

・お客様の食生活を支えるバランスの取れた商品ラインアップや情報の提供を通じて、栄養やカロリーの日常的なコントロールを支援し、肥満など生活習慣病への対処に貢献します。

・お客様へ健康をお届けする企業として、従業員が積極的に健康づくりを行う環境・機会をつくっていきます。

・メンタルヘルスや生活習慣病予防に取り組むとともに、酒類メーカーとして従業員の適正飲酒が社会の手本となるよう取り組みます。

・日本産ホップの品質向上と安定調達に取り組み、日本産ホップならではの特徴あるビールづくりを行うとともに、生産地域の活性化に寄与します。

・世界に認められる日本ワインの発展を牽引し、ワインづくり、ブドウづくりを支える産地・地域の活性化に貢献します。

・容器包装の軽量化を継続するとともに、材料の非再生資源依存を低減し、持続性を高めます。


、、、、なるほど。ウチでも言えそうな内容ですね。


ふーん。


要は言ったもの勝ち、ということでしょうが、なんだかこれって、「CSVコンサルタント(みたいいな人)」を儲けさせる仕組みのような気がしてきました。



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