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ジャッキーチェンの「酔拳」は、正式な邦題は「ドランクモンキー 酔拳」。
でも、英語では、「Drunken Master」です。
過去への変化形は drink-drank-drunk ですが、こちらはdrunken
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威張れた話ではありませんが、どちらかというと、夏休みの宿題は始業式前日に切羽詰ってやる、というタイプ、です。
これまた威張れた話ではありませんが、そんな自分に反省し、ちょっとずつ早く手掛ける/終えるように心がけているのも事実。
そんな中、生まれてからやったことがなかったのに、ここ数年、そんなケースが増えてきたのが、展覧会など。
終了日、特に終了時間間際って案外空いていることが判って以来、何度か終了日に行ったりしています。
(というか、終了日間際に思い出した時など、これまでは「どうせ混んでいるし」と諦めていたのを、「行ってみよう」と思うようになった)
ちょっと前置きが長くなりましたが、一昨日の日曜日、レッスンの帰り道、14:30過ぎに新宿で蕎麦をたぐりながら「あ、あの展覧会って今日まで?」と思い出したのが
こちら
「茶の湯」展@東京国立博物館、です。
調べてみると18:00までということで、新宿から中央線快速⇒総武線⇒山手線と乗り継いで30分ほどで上野に。
いつものように上野公園の入り口にあるチケット販売所(ここは一種の穴場で、並ばずに買える)で当日券を購入し、小走りに博物館へ。
記念撮影
(トーハクくんと、ユリノキちゃん)
入ったその時は結構混んでいましたが、段々人の数も減ってきて、最後の1時間は比較的好きなものを正面でゆっくり見られる、という感じ。
「茶の湯」の素養はゼロなのですが、なかなか楽しめました。ブログネタも複数仕入れましたが、小出しにしていきましょう。
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観覧客の多くは「ついに油滴天目が見られた」とか「自分の道具は」とか話していました。
「茶の湯」を嗜む人々なのでしょうか。
そのせいか、茶碗や茶杓、茶入れや棗などに人が集まっていました。
その中では個人的には、以前もご紹介した吉州窯玳皮盞(違うものだったが、やはり良い)や、鎹を打ってひび割れを直したという青磁の茶碗などが気に入りました。
底にひび割れがあったため、これを中国に送ってこれに代わる茶碗を求めたところ、当時の中国にはこのような優れた青磁茶碗はすでになく、ひび割れを鎹(かすがい)で止めて日本に送り返してきた。。あたかも大きな蝗(いなご)のように見える鎹が打たれたことによって、この茶碗の評価は一層高まり、馬蝗絆と名づけられた。らしい。
で、天邪鬼なので、あまり人が集まっていない、ちがうジャンルのものも。
こちら
(本来は左右ですが、サイズの関係で上下に)
紅白芙蓉図、です。
南宋の画院画家、李迪による花の絵。1日で白から紅に色を変える酔芙蓉を瑞々しく繊細に描いています。だそうです。
「酔芙蓉」の「酔」とは、同じ花の色が1日で白から紅に変わるから、とのことですが、英文の説明を斜めに見ていたら、
drunken Hibiscus
とありました。
「芙蓉」ってハイビスカスだったんですね、というのはさておき、やはりdrunkenなんですね。
も一つついでに、「酔芙蓉」ではなく、「酌芙蓉」というのも思い出しました。
「八海山」の銘ですね。こちら。
いや、お酒にはご縁があるようですね。
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この紅白芙蓉図は茶室でのいわゆる掛物ですが、この掛物、展覧会を見た限りでは、利休の頃からは禅語の墨蹟とか(要は「文字」)が主体?になっているようです。
自分は精神性に欠けているのか、こうした絵とかの方が好きなのですが、茶の湯と言うのは大変なんですね。
(でも、上でご紹介した近代美術館工芸館の展示では、「タペストリー」もありました。これも良いなぁ)。
こうして見ていくと、自分の好みは利休より前の、足利将軍の頃の「唐物数寄」、次いで近代の茶の湯、少し遡って小堀遠州の「きれいさび」などであることがわかりました。
勉強になるなぁ、トーハク。
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