牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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始祖鳥は幻の鳥類、鵬は伝説の鳥。ピルトダウン人は捏造で、加計学園も森友学園も無関係。

2017-06-17 13:39:13 | つぶやき、ささやき、ぼやきに歯ぎしり
                           
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一週間が過ぎるのは早いですね。周回遅れになりそうです。


先週日曜日、会期終了間際の閉館終了間際に飛び込んだ、上野の国立科学博物館の「大英自然史博物館展」。



一つ一つは「見たことがあるかも」的なものでしたが、やはり本物の迫力はスゴイですし、ストーリー性もあって楽しめました。




敢えてお酒ネタを探すなら、

こちら

インド製のカップです。お猪口に丁度良さそう。
(しかし、なぜこの向きに展示するんでしょうね。やはり科学博物館なのでしょうか)


で、個人的に興味深かったもの10件のうちの一つが

こちら

これだけでは何かわかりませんね。説明も

ほら

科学史上に残る捏造事件「ピルトダウン人」の実物です。


類人猿から人類への進化する過程を実証する大発見として扱われたものの、半世紀後、科学分析によってヒトの頭蓋骨とオランウータンのあごの骨を組み合わせた捏造だと判明したもの。

舞台となった大英自然史博物館としては、ある意味消し去りたい歴史なのでしょうが、それをきちんと保存し、こうした展示も出して来ています。
(というか、科学分析をして捏造であることを解明したのも、当の大英自然史博物館

人間、見たいものしか見ないし、都合の良いことしか聞こうとしない、ことへの教訓だそうです。

恐らく日本だったら忘れたふりをして闇に葬ったり、資料を廃棄したりとなるでしょう。
事実、記憶に新しい「神の手」による旧石器捏造事件などは、新聞のスクープがあるまでは学会ぐるみで批判を押さえつけ、明らかになった後は展示等も一切なかったことになっている。

この辺りをちゃんと出してくるのが、科学界で中心的な役割を果たしているイギリスの底力、でしょうか。
(その意味で、トランプを選んだ米国も、その後のトランプに対しては変なことは変だと反対/追及している。これも民主主義の国である米国の底力、でしょう。それに引き換え、政府ぐるみで苦しい言い訳を続ける日本は、、、、。


人間、反省が大事ですね、ハイ。



しかし、前週の「茶の湯」に比べ、土日しか行けない子供連れも多かったせいか、数倍混んでいました。

目玉の一つ「始祖鳥の化石」の展示ブースでは、展示ケースの正面に回るまで5分くらい順番を待つ感じ。

ツキが無かった!

まあ、その間「始祖鳥の復元動画(案外面白い)」を観ているので退屈はしないのですが、その混み混みの中に、お相撲さんの集団が。

へぇぇ、と見ると、なんと白鵬関!
(混んでいたせいか、遠まきに上から覗き込んで去っていきました)

幻の鳥である始祖鳥の部屋で、伝説の鳥である白鵬を見るとは。。。。


ツイてる気がしてきましたよ!



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