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酒はものにしてものに非ず。日本の心なり。
故に酒を商うとは、心を商うものと心せよ。
「酒販の心得」とか「酒販論」などの書物があったとしたら、こんな書き出しになるのかもしれませんが、こちらはちょっと違うかも。
「酒飯論」、文化庁所蔵、16世紀。
同じ「しゅはんろん」でも、「酒販論」ではなく「酒飯論」です。
最近何度かネタにした、東京国立博物館で開催されていた「茶の湯」展で見てきた。
(写真は撮らなかったので、図録から、です)
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展示のほとんどは茶の湯の「道具」なのですが、その他にも「利休の書状」とか「当時の風俗がわかる絵とか書物」などもありましたが、その中の一つ。
この「酒飯論」ですが、「酒飯論絵巻」としてwikipediaにも載っていますから、そこそこ有名なものなのですね。
16世紀に制作されたと言われる日本の絵巻。酒好きの男と、下戸でご飯好きの男、両方適度に嗜む男の3人がそれぞれの持論を展開するという構成で描かれている。
約14mの長さの絵巻に調理から配膳、飲食の様子が詳細に描かれており、当時の食文化を知る貴重な資料となっている。
ただ、図録(展示)のものはご飯を食べる場面やお茶の場面で、お酒の場面はなかったので、文化遺産DBから持ってきました。
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酔っ払い
このように酒を擬人化して、他のものと比較する、という意味では、以前、酒と餅(お菓子)の合戦をネタにしましたね(酒餅合戦、、、こちら)。
その時にちょっと調べた記憶だと、この手の対決モノって、他にも「酒茶論(読んで字のごとく酒vs茶)」などがあるようです。
いつの世も、お酒って賛否両論の対象になるのですね。
ちなみに、これらの戦い、どれもオチ的には「まあまあ」というもの。
酒飯論の場合は「まあ、食べ過ぎ飲み過ぎは良くないよ」、酒餅論の場合は「酒も餅もどちらもお米からできる仲間じゃないか」、そして酒茶論では「酒も茶も水が無けりゃぁダメじゃないか」なと、仲裁が入るようです。
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