きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

競争社会

2008-09-14 | 巷の話題
kekeは今日は汚染米のニュースをよく見ていたようだった。

「あぁあ、2週間くらい前にお餅買ったんだけど、平気かなぁ?」と私は言った。
「電話して訊いてみればいいんじゃないの?」とkekeが言うので、
「まさか、食べれませんとは言わないだろうよ。」と言いながらもHPにアクセスしてみた。
そしたら、取引していないのでご安心ください、と書いてあった。

「みんな競争競争だから、こんな風になっちゃったんだろうなぁ」と私はつぶやき、力説した。

「自分だけゼイタクしようとするから、こうなるんだよ!私みたいに世界中の人が、そこそこのお金で(譲り合って)満足していれば、もっといい世の中になるのに!」
「どういう風になればいいってこと?」
「う~ん、社会主義みたいに。」
「失敗してるじゃん。」
「あれはねぇ、トップが自分だけいい思いしようとしてるからなんだって。じいちゃんが(ボケる前に)言ってたよ。それで周りはペコペコしてるだけなんだよ。」
「みんなが公平になったら、楽してサボった方が得じゃん。(自分は)そうするけど。」
「でも、世界平和のためなら、私は真面目に仕事をします!」
「じゃ、マグロ漁船の人は?」
「マグロぉ・・・漁船は・・・大変そうだねぇ、たしかに。。。」

そしてkekeは「この前読んだ哲学の本に人間は悪と書いてあった」と言う。
例えば、これ、と食べているマックポークを指差した。
「これは豚を殺して食べてるんだよ。」
「まぁ、そりゃそうだけど・・・それはライオンだってカマキリだって一緒じゃん。それじゃ、明日からうちはベジタリアンになるかね?」

kekeはノウである。
要するに、人間は悪で欲望のままに行動するものだから、綺麗事を述べるなと言いたかったらしい。
仕方なく私は、「しかしあれだね、鯨は食べちゃいけないとか言うよその国の人、あれは分かんないよね、ビーフとか豚は平気で食べてる人が鯨はダメって言うのは意味不明だよね。」と言って話題を変えた。

「それは日本の立場が弱いからじゃないの?」とkekeは言う。
どうだろうなぁ・・・そう言われてみると、これがアメリカだったら人にそう言われた所で「自国の食文化を変えて」まで迎合するのだろうか。

まだまだ世の中は分からんことが多すぎる。


【写真】
昨日食べたかった「きのこの山」買って来ました。
正式名称は【きのこの山まろやかビター】です。
たしかに普通のきのこの山より、甘み控えめになってます。
「どうしてもあともう一つ食べたい」と言う誘惑はノーマルなものほど感じません。
チョコと軸のクッキー生地のギャップが少ないからかもしれません。
一通り満足しました。