きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

何もかも

2008-09-24 | 母子家庭だから思うこと
kekeにまた「ビンボウはイヤだ」と言われた。

クリーニング代を惜しんで、カビが生えた。
クリーニング・・どのくらい掛かるんだろう。
コートだったら、一着1000円くらいだろうか。
ジャケットだったら800円くらいなのだろうか。

探せばもっと安い所もあるかもしれないが、うちには車が無い。
雨でも濡れずに持って帰ることを考えると、そんな遠い店には頼めない。
コート・・・ジャケット・・セーター・・・制服・・・洗濯できない衣類は冬は多い。
5~6着で車が一回借りれる。

おいそれと当たり前にクリーニングできるような家計なら、車を諦めはしなかった。
5000円はでかい。

それをkekeは「貧乏」と呼ぶ。
こんな暮らしはもうイヤだと言う。

世界にはもっと困っている人もいるだろうとは思う。
だから、それでも頑張れと言うか。
でも、ここは日本だ。
クリーニングなどもっと普通にみなできているんじゃないか?
少なくてもkekeはそう思っている。
だから、うちはビンボウだと言う。 

もうクリーニング台がバカにならないので、極力洗濯できないものは着ないようにしよう。ジャケットはなるべく同じ奴だけを着れば、1着で済む。
そんな事を思う自分が悲しい。
 
それでも誰かと一緒だったら、頑張れたかもしれないが。

もともとがkekeを大学にやることしか考えてなかった。
その後の事は何も考えてなかった。
だから、こうなるんだ。
もう、それが終わったら、何もかも、なんにも無い。
私には何もない。
後に残ったのは、地味な暮らしと孤独だけなのだ。

だから、こんなちょっとした事が引き金で、何もかもがイヤになるのだと思う。
もう、何もかもが。
 
何もかもがイヤなんだ。
ただ、待っているしかない自分とか。

あぁ、そうなんだ。
私はそれがもうイヤなんだろう。

私はこんな風でいるために生まれてきたんじゃない!!