kekeから喜ばしくない知らせがあった。
kekeの志望校の基準が変わって敷居が高くなったのだ。
この前の模擬テストの結果は悪かったから、どうにか推薦で上がれたらと思っていたのだが。。。。
「困ったねぇ、推薦の志望校を下げようか。」
「えぇ・・。」
「模擬テストもこの前のじゃ点数足りなかったし、無理すると両方ともダメかもしれないじゃん?」
「あぁ~どうすればいいんだろう~これで将来が決まるんだ。9月になってから足は捻挫するし、これからどんどんフコウになるのかも。」
そして、「もう生きていけないかも」と言う。
「そこまで飛躍することはないんじゃないの?!私も負け犬だけど普通にご飯も食べれてるじゃんか。」
「一生こんなビンボウ暮らしなんて・・・なんで(この先も)生きていかなきゃいけないの?」
「んんん・・・なんで生きていかなきゃいけないか・・・kekeが死んだら私も生きたくないよ。悲しむよ。受験はどうでもいいからそれはやめておくれよ。浪人でもいいし大学は行かなくてもいいよ。」
でも、どうしてこんななのに生きていかなきゃいけないんだろう。
ほんとにその通りだ。
そうか、私がいつもそんな事ばかり考えているから、以心伝心してしまったのだろうか。
<実家で妹と会話>
「・・・ってkekeが言うの。生きていくのが大変でもう辛いんだって。」
「親子だねぇ・・。」
「私、生きてたくないなんて言ったっけ?」
「離婚する時さんざ言ってたよ。」
「あの時はショックだったんだよ。でもkekeはごく普通の高校生活しか送ってないのに、もう生きてくのがやんなっちゃったんだよ、これは問題だよ。」
「口に出すって言うのは甘えだと思うけどね。」
「ねぇ、どうして生きなきゃいけないの?って訊かれたらどう答える?」
妹は少し考えてこう言った。
「私なら怒るね。今まで育ててもらって何言ってるんだっ!って。」
「怒ったらあの子本当に死んでしまうかもしれないよぉ。・・それにあの子の言い分も分かるんだ。お父さんが居ないしビンボウだし。私が勝手に今まで育ててきただけであの子は好きで生きてきた訳じゃないんだよ。」
「そんなのうちだって(単身赴任で)居ないのは一緒じゃない!そんなのkeke1人だけじゃないんだよ。」
「そうなんだけどね、そうか、怒ればよかったか。もうタイミング逃しちゃったんだけど。」
「それに別に大学行かなくたって、うちらは普通に暮らしてるよ?」
「そう、だからそう言ったんだよ。もう大学に行かなくてもいいし、浪人してもいいって。もうkekeのやりたいようにやればいいと思ったよ。」
「選択肢があるから余計悩むんだろうね。ま、いいか。それだけ恵まれているってことだ。今は大いに悩めばいいのよ。」
翌日。
私はkekeに前に買った本を渡した。
それは3年前に買った(ここに書いてあった)「Relax in Blue~明日はきっと元気」と言う本である。
「これは頑張らなくていいよと言う事が一冊丸ごと書いてあります。海の写真も癒されるし・・これを読むと悩まなくなるよ。」
「わざわざお金を出して買ったの・・?」
「だいぶ前に癒されたくて買ったんだよ。悩んだり頑張らなくていいってことが書いてあるんだよ。今のkekeにピッタリだと思ってさ。」
「・・・ばからし。。」
そしても3年ぶりくらいにこの本を読んだ。
人生に星はつけられない
出世したからといって、3ツ星というわけじゃない
恋愛や家庭 仕事で失敗したって
それはまた 別の勲章
(中略)
心から笑った朝が 昼が 夜が
どのくらいあったか
いくど倒れ そして立ち上がったか
「人生はそれだけで財産」と言うタイトルがついている。(原文のまま)
もう私は何も言わない事にした。
一番大切なのは後悔しないこと。
私だってそうじゃないか。
他の誰でもなく、自分で決めるんだ。
(kekeはこの本を読もうともしませんが・・・)
kekeの志望校の基準が変わって敷居が高くなったのだ。
この前の模擬テストの結果は悪かったから、どうにか推薦で上がれたらと思っていたのだが。。。。
「困ったねぇ、推薦の志望校を下げようか。」
「えぇ・・。」
「模擬テストもこの前のじゃ点数足りなかったし、無理すると両方ともダメかもしれないじゃん?」
「あぁ~どうすればいいんだろう~これで将来が決まるんだ。9月になってから足は捻挫するし、これからどんどんフコウになるのかも。」
そして、「もう生きていけないかも」と言う。
「そこまで飛躍することはないんじゃないの?!私も負け犬だけど普通にご飯も食べれてるじゃんか。」
「一生こんなビンボウ暮らしなんて・・・なんで(この先も)生きていかなきゃいけないの?」
「んんん・・・なんで生きていかなきゃいけないか・・・kekeが死んだら私も生きたくないよ。悲しむよ。受験はどうでもいいからそれはやめておくれよ。浪人でもいいし大学は行かなくてもいいよ。」
でも、どうしてこんななのに生きていかなきゃいけないんだろう。
ほんとにその通りだ。
そうか、私がいつもそんな事ばかり考えているから、以心伝心してしまったのだろうか。
<実家で妹と会話>
「・・・ってkekeが言うの。生きていくのが大変でもう辛いんだって。」
「親子だねぇ・・。」
「私、生きてたくないなんて言ったっけ?」
「離婚する時さんざ言ってたよ。」
「あの時はショックだったんだよ。でもkekeはごく普通の高校生活しか送ってないのに、もう生きてくのがやんなっちゃったんだよ、これは問題だよ。」
「口に出すって言うのは甘えだと思うけどね。」
「ねぇ、どうして生きなきゃいけないの?って訊かれたらどう答える?」
妹は少し考えてこう言った。
「私なら怒るね。今まで育ててもらって何言ってるんだっ!って。」
「怒ったらあの子本当に死んでしまうかもしれないよぉ。・・それにあの子の言い分も分かるんだ。お父さんが居ないしビンボウだし。私が勝手に今まで育ててきただけであの子は好きで生きてきた訳じゃないんだよ。」
「そんなのうちだって(単身赴任で)居ないのは一緒じゃない!そんなのkeke1人だけじゃないんだよ。」
「そうなんだけどね、そうか、怒ればよかったか。もうタイミング逃しちゃったんだけど。」
「それに別に大学行かなくたって、うちらは普通に暮らしてるよ?」
「そう、だからそう言ったんだよ。もう大学に行かなくてもいいし、浪人してもいいって。もうkekeのやりたいようにやればいいと思ったよ。」
「選択肢があるから余計悩むんだろうね。ま、いいか。それだけ恵まれているってことだ。今は大いに悩めばいいのよ。」
翌日。
私はkekeに前に買った本を渡した。
それは3年前に買った(ここに書いてあった)「Relax in Blue~明日はきっと元気」と言う本である。
「これは頑張らなくていいよと言う事が一冊丸ごと書いてあります。海の写真も癒されるし・・これを読むと悩まなくなるよ。」
「わざわざお金を出して買ったの・・?」
「だいぶ前に癒されたくて買ったんだよ。悩んだり頑張らなくていいってことが書いてあるんだよ。今のkekeにピッタリだと思ってさ。」
「・・・ばからし。。」
そしても3年ぶりくらいにこの本を読んだ。
人生に星はつけられない
出世したからといって、3ツ星というわけじゃない
恋愛や家庭 仕事で失敗したって
それはまた 別の勲章
(中略)
心から笑った朝が 昼が 夜が
どのくらいあったか
いくど倒れ そして立ち上がったか
「人生はそれだけで財産」と言うタイトルがついている。(原文のまま)
もう私は何も言わない事にした。
一番大切なのは後悔しないこと。
私だってそうじゃないか。
他の誰でもなく、自分で決めるんだ。
(kekeはこの本を読もうともしませんが・・・)